【TGS2012レポート】仮想と現実の区別がつかなくなるソニーのヘッドマウントディスプレイ「PROTOTYPE-SR」東京ゲームショウにて限定公開

 

ソニーが東京ゲームショウ2012の4ホールにある「センス・オブ・ワンダーナイト」の特別企画ブース「HMZ没入快感研究所」にて、同社のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」の限定仕様モデル「PROTOTYPE-SR」を使って「人はどこまで没入できるか?」をテーマにした公開実験を行っています。残念ながら実験参加者は事前応募で締め切られていますが、ブースの外からも実験の様子を見ることができます。

これはソニーが10月に発売予定のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」に、独立行政法人理化学研究所藤井チームが開発した実験装置「代替現実システム(Substitutional Reality System)」とヘッドトラッキングシステム、ライブカメラを取り付けたもの。これを使って被験者にあらかじめ現実と同じ空間で撮影した過去の映像と実際の映像を切り替えながら見せることで、過去と現実の区別をつかなくさせてしまえるのだそうです。

こちらが体験ブースの外でモニターに映し出されている映像。大きな画面が被験者が見ている映像で、右下の小さな画面がブース内の様子です。被験者が見ている映像には映画「バイオハザードV リトリビューション」に出てくるゾンビやバイオリニストの宮本笑里さんが映っていますが、実際のブースには被験者以外誰もいません。ヘッドトラッキングシステムと連動しているので、被験者が頭を動かすと映像もそれに合わせて動きます。つまり別の方向を見ると視界からゾンビも宮本笑里さんもフレームアウトしてしまいます。これは現実と区別がつかない。

なお、この「PROTOTYPE-SR」は参考出品のため、実際に発売される予定はありません。しかしもし商品化したら一人称視点のゲームなどに応用できそうですね。もっとも没入しまくって一生現実に戻ってこれなくなる人もいるかもしれませんが。

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