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【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース

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エイベックス株式会社(以下avex)が先週、今回のSlush Tokyo 2019へのブース出展に合わせるかのように、同社と世界中の音楽系スタートアップによるオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」を発表しました。このプロジェクトは、最先端の音楽系スタートアップと共に”音楽の未来”を作っていくためのもので、米ロサンゼルスをベースとした同社子会社のAvex USA Inc.のチーム「Future of Music Investment」と、東京拠点の同社内のチーム「Future of Music Business Development」の2チームで構成されており、既に多くの投資先およびパートナー企業も決まっています。今回のSlush Tokyoのavexブースには、同プロジェクトの参画企業が提供するサービスが展示されていました。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース

ちなみにavexグループは昨年のSlush Tokyoにもブース出展しており、当時は主にVR系を中心に出資先のスタートアップのサービスやプロダクトを展示していましたが(レポート記事はこちら)、今回もまたVRをフィーチャーしたブース構成となっていました。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース
ブースの中心には、何やらOculus Riftを使用した試遊コーナーが。こちらは、音楽に特化したソーシャルVRプラットフォーム「TheWaveVR」のSlush Tokyo特別バージョンの展示で、来場者は仮想空間内に作られたクラブに降り立ち、その場でミキシングテーブルやターンテーブルを操作してDJやVJを体験することができました。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース

「TheWaveVR」は2017年4月にサービスを開始したソーシャルVRプラットフォームで、現在はOculus RiftとHTC Viveに対応。多人数が同時にログインできるソーシャルVRサービスではありますが、特長は前述のように「音楽」に特化していること。ユーザーは仮想空間の中で、音楽フェスやライブ、クラブに行ったりと「観客」として楽しむこともできれば、アーティストやDJ、VJなどの「表現者」になることも可能で、もちろん空間内で他のユーザーと交流することもできます。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース
こちらが空間内のクラブでミキシングテーブルやターンテーブルを操作している様子。サービス内には、あらかじめリアルタイムに音響設定を変えたり、空間内の照明やパーティクル演習tを変更したり、映像を流したり、その場で立体アートを「描ける」機能もあったりと、表現活動に必要な機能が備わっています。
既にアーティストや映像作品とのコラボレーション事例もあり、過去にThe Glitch Mob、TOKiMONSTA、IMOGEN HEAP、Kill The Noiseなどのアーティストがこのサービスを使用してVR作品を発表しているほか、映画「Ready Player One」のプロモーションの一環として、劇中の世界を空間内に再現して一般公開もしました。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース
なお、先の記事でもお伝えしましたが、今回のSlush Tokyoのクロージングアクトとして人気バーチャルYoutuberのKizuna AIさんによるライブが披露されましたが、それはこの「TheWaveVR」および世界的DJアーティストW&Wとのコラボ企画だったとのこと。あとブース内には、まだモックの段階ですが、前方にカメラを取り付けてVRとARを切り替え、VTuberを現実に”連れてこれる”ヘッドマウントディスプレイが展示されていました。

【Slush Tokyo 2019レポート】音楽系スタートアップとのオープンイノベーションプロジェクト「Future of Music」をアピールしていたavexブース
向かって右側にいる方がTheWaveVRのCEO兼共同設立者のAdam Arrigoさん。もともと彼は音楽ゲームを開発するHarmonixに7年在籍し、「Rock Band」や「Dance Central」の開発に携わってきた人物。だから次のステージとして「音楽」に特化したソーシャルVRプラットフォームをローンチしたのでしょう。
今回のavexとの取り組みやKizuna AIさんとのコラボを機に、日本展開も加速していきたいそうなので、もしかしたら近いうちに同サービスを活用した新たなVTuberのVRライブが開催されるかもしれません。

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