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【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)

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本家SlushおよびSlush Tokyoには企業・団体だけでなく地方自治体も出展しているのですが、今回のSlush Tokyo 2018にはフィンランドの首都であるヘルシンキ市が出展していました。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
こちらが受付テーブルなんですが、全体的に透明です。実はこれ、ガラスでもアクリルでもプラスチックでもありません。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結
んふ!んふんふ!(冷たっ!これ本物の氷!)

なんとこれ、本物の氷のブロックで造られたテーブルなのでした。なぜならフィンランドは「The coolest tech hub in Europe」だから。これを物理的に表現しているんですね。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
このブースには主にヘルシンキに拠点を置くスタートアップ計10社が日替わり出展しているのですが、なんとその大半がVR/AR/MRといったXR系企業。実は昨年開催された本家「Slush 17」もゲームショウ並みにXR祭り状態だったのですが(Slush 17全レポート記事はこちら)今フィンランドはXR系を激推しのようです。

出展企業は両日で完全に入れ替わってしまうので、この記事では初日の28日に出展していたXR系企業をご紹介します。

■Arilyn
【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
ArilynはBtoB向けARソリューションを提供している企業。無料のスマホ向けARアプリ(iOS/Android)とオンラインプラットフォーム「ArilynManager」から成り、ライセンス契約で各企業、ブランド、団体向けのARコンテンツを配信しています。実は同社は昨年のSlush Tokyo 2017にも出展しており、今回のSlush Tokyo 2018ではピッチコンテストにも出場するほど日本市場に興味があるとか。ブースではフィンランドで実施した牛乳メーカーとのタイアップ事例を出展していました。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
ARアプリは画像認識タイプで、アプリを起動したスマホのカメラを牛乳パックの側面に描かれた猫キャラクターにかざすと、画面内に3Dモデルで再現された猫キャラクターが登場します。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
3DCGにはアニメーションが設定されており、タップすると様々な動きをし、エサをあげたり着せ替えをしたりとインタラクティブな仕掛けもありました。

■Deeptale
【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
DeeptaleはFacebookやSnapchatなどのメッセージングアプリ向けのフェイストラッキングARフィルターやHoloLens向けのMRコンテンツを開発している企業。同社の顔認識技術はリアルタイムかつスムーズなのが特徴で、顔の向きや傾きだけでなく、口の動きや瞼の動きまで正確にトラッキングします。これは写真よりも動画を見てもらった方が分かりやすいでしょう。


デモがムーミンのキャラクターなのがフィンランドならではですが、自分の顔の上に完全にキャラクターの3DCGが被さり、瞬きまで完全に反映され、画面スワイプでキャラクターの顔を取り換えることもできます。この技術を使えば現実空間にいながらにしてバーチャルユーチューバーになることも可能なのでは?…とブースにいた方にお話ししたのですが、残念ながらバーチャルユーチューバーの情報はまだフィンランドには伝わっていないようで「?」という顔をされました。

■ZOAN
【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
ZOANは2010年創業のVR企業。フィンランドのVRビジネスの先駆者的な存在で、これまでにヘルシンキ市や鉄道庁、国鉄グループなど行政や公共交通のVRコンテンツ製作も手掛けました。実は同社は本家Slushに独自の大型ブースを出展している同国では知られた存在なのですが、さすがに本国並みの規模のブースを東京まで持ってくることはできなかったようで、今回はヘルシンキ市の共同ブースでの参加となりました。

【Slush Tokyo 2018レポート】ヘルシンキブースはXR推し! フィンランドの主要XR系スタートアップが集結(その1)
出展していたデモは、ヘルシンキ市の定番観光地の一つであるヘルシンキ大聖堂と元老院広場の現在と過去の姿をVRで見比べられるHTC Vive対応のタイムトラベル的コンテンツ。街の観光案内として日本でのお披露目にはピッタリだったかもしれません。

なお、3月29日(木)には別のXR企業が入れ替わりで出展予定なので、後ほどその様子もお伝えします。レポート(その2)をお楽しみに!

Slush Tokyo 2018全レポート記事はこちらから

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