今回、日本からVirtual World Conference & Expo(VWCE)にブースを出展しているのが3Di株式会社だ。同社が開発している「3Di OpenSim」の「アバターポータビリティ」とブラウザビューア「3Di OpenViewer」を展示していたのだが、出展エリアの一番隅というあまり条件の良くない配置であった。また、他の出展企業のように目を引くPOP類もなく装飾は「ngi group」のロゴ看板のみ。ブースのセッティングは備品の長机の上にこれまた備品のPCを置いただけというシンプル・イズ・ベストな状態。
(↓参考までに派手なPOPの例)
果たしてどれだけの参加者が足を止めてくれるだろうか…と思っところ、
意外にも出展企業の関係者を含め、多くの参加者が立ち寄り、椅子に座ってじっくり説明を聞いたり実際に自分で動かしてみたりする人も。特に開催2日目には1日目に立ち寄った人から「面白かったから見た方がいい」と勧められて来たという人もいたそうで、思わぬ"口コミ効果"を実感すると共に、たとえシンプルなブースセッティングでも参加すればきちんと技術を評価してくれる、業界参加者の懐の深さが垣間見られた。
なお、同社は2日目の午後から講演も行った。こちらの様子も後日お伝えしたい。