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【レポート】東北初のインディゲーム系イベント「インディゲームマーケット」に行ってみた

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【レポート】東北初のインディゲーム系イベント「インディゲームマーケット」に行ってみた

月14日(月・祝)、仙台市の中小企業活性化センター(AER)にて東北初のインディーゲームイベント「インディゲームマーケット」が開催されました。主催は「エメラルドドラゴン原画展」や「Mr.ドットマンinSENDAI」「デスクリムゾンライブ」などのレトロゲーム関連イベントの開催や、「ホーギーヒュー」「焔龍聖拳シャオメイ」などゲーム制作・販売を手掛ける株式会社ピクセル。生憎イベント当日は台風19号の直後で、残念ながら交通事情により来れなくなってしまった人もいたようですが、会場内は終始賑わいを見せていました。

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このイベントは、個人・法人問わずインディゲームやオリジナルゲーム、レトロゲーム、マイナーゲームを題材に活動している人の作品や二次創作(グッズ含む)、書籍、オリジナル・レトロゲーム機器の展示・頒布などを目的としており、他の地域で開催されているインディゲーム系のイベントよりも雑多なラインナップとなっており、良い意味で手作り感があるアットホームな雰囲気となっていました。

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特に印象的だったのは、なぜかアーケードゲーム風の筐体ディスプレイが非常に多かったこと。レトロゲーム系、オリジナルのインディゲーム、Youtuberと、出展者(社)や出展内容は違えど、どういうわけかみなさん筐体を用意していました。

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もう展示備品それ自体が超貴重。昔のブラウン管のディスプレイって写真を撮ると画面に線が入るんですよね。懐かしい!

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こちらはジャンプのできないアクションパズル「JumpGun!(ジャンプガン)」のブース。現在PC向けに体験版が配信されていますが。やはりこちらも試遊台が筐体風になっていました。

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本作は前述のとおり「ジャンプできない」のが特徴のアクションパズルです。ではどうやって高低差や段差のあるところを移動するかというと、それは武器の発射。画面内の白い壁に向かって弾を撃ち、それが壁に当たった瞬間だけジャンプできるので、キャラクターの立ち位置とタイミングを上手く見計らって発射しジャンプします。高い所に登るには、テンポよく弾を当て続けて連続ジャンプする必要がありますが、そのテンポがちょっとでも崩れると落ちてしまうので、何気にリズム感も必要になってきます。

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こちらは仙台市青葉区に拠点を置くゲームディベロッパーの株式会社ピコラのブース。今回は今年6月にリリースしたスマートフォン向け放置タップゲーム「パンダと犬 いつでも犬かわいーぬ」(iOS/Android)をフィーチャーしていたほか…

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同社が世界12か国向けに配信しているスマートフォン向け物理アクション対戦ゲーム「LIMP HEROES」(iOS/Android)も大型ディスプレイを使用し試遊出展していました。本作は、体は強いのになぜか全ての関節がグニャグニャしており真っ直ぐ立つことすら難しいヒーローを操作し、どうにかして必殺技を相手に食らわせて勝つことを目指す激ムズな物理ゲームです。ヒーローは何度体のどこかをぶつけてもビクともしませんが、首と頭だけは以上に弱く、転倒して頭を打ったら即死。敵の存在なんてもはやどうでもよく、とにかく真っ直ぐに立って自分の必殺技の反動で自爆しないようにするのが精一杯です。

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必殺技を繰り出した反動で前に止まっていた車の上に乗り上げ、前のめりに倒れた際に頭を打って死亡した瞬間の様子。死んだ瞬間、血飛沫が飛び首が折れたような生々しい音が響くのが妙にリアルかつシュールで笑えます。ちなみに本作はなぜかインド、エジプト、ブラジルといった赤道に近い国で人気で、ファンからアツいメールが届いたほどだとか。

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こちらはYoutubeやニコニコ動画でオリジナル筐体の工作動画を配信しているYoutuber「あきばこさん」のブース。様々なレトロゲームをあきばこさんお手製のオリジナル筐体でプレイできました。

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中でも面白かったのが、こちらの「The House Of The Dead」シリーズの筐体。Wiiリモコンのセンサーとモデルガンを組み合わせ、本当に銃のトリガーを引いて画面内のゾンビを撃つことができます。卓上サイズなのに気分はすっかりゲーセンのアーケード筐体です。

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んふんふ(写真を撮影して一番”映える”展示物はこちらのミニミニ筐体。ご覧のとおり「ぬい撮り」にドンピシャなサイズで、まるでぬいぐるみが遊んでいるように見えます。)

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んふんふ(しかしこれ、単なる模型ではなく、なんと本当にボタンとスティックの操作でゲームをプレイできる筐体なのだから驚きです!「ディグダグ(DiG DUG)」懐かしい…)

…と、このようにパッと見て面白く見応えのある展示が多く、大人のゲーマーやゲーム関係者だけでなく子供を連れた家族客も大いに楽しんでいたようでした。

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こちらは会場の出入り口に置かれていたアンケートのホワイトボード。仙台での開催ということで来場者の大半は宮城県内から来ていましたが、何気に他の東北5県からや、関東、さらに関西からの来場者もいたそうです。

宮城県および福島県民は、東北新幹線に乗れば片道1時間半程度で東京に行くことができるので、実は東京で開催されるイベントに参加するのはそんなに大変ではないし、逆に東京都民も東北新幹線で気軽に福島県と宮城県に来ることができます。しかし山形県、秋田県、青森県民は、新幹線を利用しても東京までなんだかんだ片道4時間かかり、また乗車券+特急券も片道2万円近くするためなかなか気軽に東京に行くことができません。でも、仙台ならば同じ東北圏内ということもあり、東京に行くよりは時間もお金もかからず、余裕で日帰り旅行だってできます。
どうしても地方に行けば行くほどサブカルチャーを担う若者の人口が減り、マニアックなイベントであればあるほど開催事例が少なくなってしまうのが現状です。なのでこの「インディゲームマーケット」も、仙台市民および宮城県民のため以上に、東京に行きづらい他の東北圏内の人のために必要なイベントと言えるのではないでしょうか。ということで、是非また第2回目も開催してくれたらと思います。

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