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【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された"AR版ウォーリーを探せ”な台湾製人探しゲーム「Togater」

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【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

東京ゲームショウ2017のVR/ARコーナーにて、台湾台北市に拠点を置くクリエイティブスタジオの方進化創意整合股份有限公司(Fevolution)がiOSのARプラットフォーム「ARKit」を使ったインタラクティブな人(?)探しゲーム「Togater」をプレイアブル出展していました。

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

「Togater」は、アプリを起動してiPhoneのカメラを特定のイメージ(マーカー)の上にかざすと、画面の上に3Dモデルで描かれたステージが出現し、その中で制限時間内に指定されたキャラクターを探し出す「ウォーリーを探せ」のようなゲームです。ステージは浮島のような構造で、端末の角度を変えて様々な方向から観察し、隠れているキャラクターを探します。

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

そのステージを呼び出すマーカーはなんとブースの壁そのもの。一旦同社のブースの中まで入り、用意されているプレイ用のiPhoneのカメラを壁に向けることでゲームが起動して試遊することができます。来場者がみんなブースの壁に向かって無言でプレイしている光景はシュールですが、外から見たら逆にインパクトがあっていいかも?

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

1ステージあたりの制限時間は3分で、その間に4種類のキャラクターをステージ上から探します。制限時間以内に全てを見つけるとクリアとなり次のステージに進めます。

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

【TGS2017】ブースの壁の上にステージが出現 ARKitで開発された

本作の難しいポイントは、キャラクターが全て異なる動きでちょこまかとステージ上を走り回ること。「ウォーリーを探せ」は絵本なので動きはありませんが、これは全てのキャラクターが走り回るのでそれを全て目で追って指定のキャラクターかどうかを見極める必要があります。「これかな?」と思ってステージを拡大してちゃんと見ようと思ったらスッと走り出してフレームアウトしてしまったり、さらにワープホールみたいなものを開けてどこかへ瞬間移動してしまったりと、かなり忙しないゲームです。

本作のサポート言語は英語と中国語(繁体字/簡体字)ですが、テキストを読まなくても特にプレイに支障はなく直感的にプレイできるUIになっています。写真では横持ちでプレイしていますが縦持ちにも対応。高さのあるステージは縦持ちで、横に長いステージは横持ちで…とステージの構造によって持ち方を変えてプレイすることもできます。まだリリースされていませんが、近日中に配信開始予定とのこと。

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