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【TGS2018レポート】整理券が1時間で配布終了となった「VRカレシ」にVTuber支援サービス「Vカツ」のスマホ版と大人気だったIVRブースレポート

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東京ゲームショウ 2018のVR/ARコーナーに、VTuber支援サービス「Vカツ」などの開発を手掛けるIVR(株式会社シス)がブース出展し、前述の「Vカツ」および発表以降SNS等で話題沸騰中の女性向けVR恋愛ゲームアプリ「VRカレシ」のTGS特別デモ版を試遊展示しました。いずれも試遊は整理券配布制だったのですが、ビジネスデーの段階から「VRカレシ」への注目度はすさまじく、整理券も配布開始からわずか1時間で全てなくなってしまいました。

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こちらが「VRカレシ」側のIVRブース。作品の舞台である「喫茶はるかぜ」を模したデザインになっており、中に入ると…

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試遊台まで喫茶店のカウンターをイメージしたデザインになっていたのでした。何気に凄いのが、試遊台に鏡やウェットティッシュ、眼鏡トレイなどが置かれており、女性の来場者が試遊した後にメイクや髪を直せるように配慮が為されていたこと。「VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着すると顔と髪が崩れる問題」は何気に見落とされがちなので、これは女性にとっては嬉しい心配りです。

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とは言え、「VRカレシ」はスマホ向けVRアプリのため使用するのはダンボール製の簡易VRゴーグルの「ハコスコ」。モバイルVRということもあり、行動選択は特定のポイントに一定時間視線を合わせたり頭を縦横に振るといった簡単なものでしたが、むしろハイエンドなVR HMDのように頭を締め付けないので気楽に体験でき、また先ほども述べましたが、メイクや髪の崩れが気になる女性にとっては非常に便利です。

本作のストーリーは、不運なことが続いて落ち込んでいた主人公が、喫茶店を営む幼馴染の”彼氏”の店舗兼住居の喫茶店に転がり込むというもの。あまり詳しく書くとネタバレになるので具体的な内容については省きますが、一番の注目ポイントは「雰囲気の表現」と「サウンドの3D化」です。

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本作では彼氏がコーヒーを入れてくれたり料理を作ってくれたりするのですが、よ~く空間内を見ると、自分と彼との間に細かい埃が舞っており、それが窓から射し込む光に透けているのです。普通、空間内に埃が舞っていたら「掃除してんのか!」となりますが、これの舞台「喫茶はるかぜ」はお洒落な”カフェ”ではなく昔ながらのレトロな”喫茶店”。むしろ細かい埃が舞っていることで、その古ぼけたレトロな雰囲気がより一層強調されていました。
加えて本作のサウンドは完全に3Dで、自分の正面にいる彼氏が喋っているときに右を向くと彼の声が左耳から聞こえ、逆に左を向くと声が右耳から聞こえてきました。まあ彼氏が自分に話しかけてくれているのに明後日の方向を向く人はそういないと思いますが、こうしたちょっとしたサウンドのこだわりが臨場感を生むのでしょう。
なお、プレイの一番最初にプレイヤー名の入力を要求されますが、ここでぜひ正直に自分の名前を入力して下さい。するとストーリー中であっと驚くギミックが出てきます。

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この「VRカレシ」は、体系、髪型、肌の色、筋肉量、眼鏡のあるなし、服装を自分好みに設定できるという、非常に自由度の高いキャラメイクシステムを搭載しています。そのうえキャラクターボイスも人気声優の森久保祥太郎さん、鈴木千尋さん、細谷佳正さんの3人の中から選択できるのですが、驚くべきことに…

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彼氏をARで持ち歩くことができます。
自分好みの彼氏を作ってVR空間に会いに行くだけではなく、ARで現実世界に召喚することもできるって、これはもう廃人大量出現確実

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ARモードでは、一旦スマホのカメラで地面(床)を認識することでいい感じに彼氏が出現。地面を認識したうえで3Dモデルが表示されるので本当にそこに立っているかのように表示されます。もちろん表示角度は自由に変更可能なほか…

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光の当たる角度まで変更可能。3DモデルをAR表示した際に不自然に見える原因の大半が「周囲の景色と光の当たる角度が異なる」ことなので、これを解決できるのもうれしいですね。

もともと「VRカレシ」はIVRのVRアダルトゲーム「VRカノジョ」のエイプリルフール企画として発表された「ネタ」でしたが、実際に開発して欲しいという要望が多数あったため本当に開発が決定したというとのこと。ただし「VRカノジョ」はハイエンドなVR HMDを使用するPC向けタイトルですが、前述のとおり本作はスマホ向けVRアプリとして開発されています。やはりこれも「メイクや髪の崩れを気にせずに気軽に女性にプレイして欲しい」という配慮からでしょう。配信時期はまだ未定ですが、なんとダウンロード無料・アプリ内課金ありのF2Pモデルでの配信を予定しているそうです。太っ腹!

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「VRカレシ」の真裏にはVTuber支援サービス「Vカツ」が展示されていました。同じ会社のブースなのに雰囲気が全く違うリバーシブルな構造です。

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「Vカツ」のマスコットキャラクターの「カツキちゃん」の等身大フィギュアも展示されていました。

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「Vカツ」は3Dキャラクターメイキングからアニメーション、表情付けなどをすべて無料で行えるツール。ユーザーは顔、髪、体、衣装、アクセサリーなど300以上の設定項目を自由に調整・組み合わせて理想のキャラクターを作成し、それをVR空間内で操作して配信することができます。あらかじめキャラクターの素材が用意され、それをアレンジする形式なので3DCGの知識や技術がない人でもキャラクターを作って動かせるのが特徴で、VTuberのイメージをつかむトレーニングサービスとしても利用できます。同サービスは7月3Dモデルの共通規格「VRM」の出力にも対応し、Steam版はアーリーアクセスの段階ながらアジア地域を中心に海外ユーザーもダウンロードしているとか。

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【TGS2018レポート】整理券が1時間で配布終了となった「VRカレシ」にVTuber支援サービス「Vカツ」のスマホ版と大人気だったIVRブースレポート
ブースでは、「Vカツ」の試遊とともに今後リリース予定のスマホアプリ版「Vカツ」の展示も行われていました。これは本家の「Vカツ」の3Dキャラクターメイキングをスマホ上でも行えるアプリなのですが、驚くべきはその細かさ。キャラクターの身長から体型、肌や髪、目の色、髪型、体のパーツそれぞれのサイズと、本家「Vカツ」に実装されている300以上の設定項目がほぼそのままスマホ向けに移植されているのです。というか300項目以上を設定できるならもはやちょっとしたモデリングツールです。

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もちろん服やアクセサリーも組み合わせることができます。

同社の展示内容を見て気づいたのは、微に入り細に入りこだわりまくって自分好みのキャラクターを作成できるという点では「VRカレシ」も「Vカツ」も同じではないかということです。しかし、一方は自分が作ったキャラクターに会いに行ったり、また外に連れ出したりとどこまでも「自分以外の誰か」であるのに対し、もう一方は自分が作ったキャラクターの”中の人”になって動かす「自分の分身」であるという違いが非常に興味いと思いました。
このスマホ版「Vカツ」も配信時期は未定なものの本家「Vカツ」と同様に基本無料で配信予定。つくづく太っ腹な会社です!

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