先日お伝えした『Facebookのプロフィールを3Dプリンタで出力可能な3Dアバターに変換する「MONSTER ME」』を実際に自分でも試してみました。最近はこうした「3Dプリンタが無くても3DCGツールが扱えなくてもなんとなく3Dデータ→出力が楽しめる」サービスが増えてきましたね。
これはIntelと雑誌「Vice」が共同で行っているアーティスト支援プロジェクト「The Creators Project」の一つ。他にもFacebook内の友達のつながりを二層構造のオブジェクトにしたり、プロフィールの星座をプレート状のオブジェクトにしてくれるサービスがありますが、とりあえず「MONSTER ME」が一番かわいくて感情移入できるのでやってみました。
説明動画は以下のとおり↓
サイトで自分のFacebookアカウントを連動させるだけという実に簡単なシステム。ユーザー登録も必要ありません。
Facebookアカウントを連動させてしばらく待つと、こんな感じの仮想空間が自動生成されます。私の場合、なんかキトキト動く車2台とバスケットコート、フェンスのある広場が出てきました。
仮想空間はフル3Dなので角度変更と拡大・縮小が可能。
その空間の中央にいるのが自分のアバターです。私の場合はこんな水色の六角柱でした。しかしいきなりこれを「あなたのアバターです」と言われても、正直感情移入もへったくれもありませんね…
ということでここからアバターを「育てて」いきます。育て方は、Facebookのタイムラインに何かを投稿したり、仮想空間に建物を増やしたり、スクリーンショットを撮影してFacebookやTwitterで共有したりなど。何かアクションを起こすごとにアバターが三段階に変化していきます。
まずはどんどん建物を増やしていきましょう。これもFacebookのアクティビティによっていろいろな建物があらかじめ用意されています。
ところでこの「MONSTER ME」(というかThe Creators Projectのサイト全体)は日本語で見ることもできるのですが、翻訳がビミョーに変です。まあなんとなく内容は分かるのでいいっちゃいいんですが。
そして配置が終わったらスクリーンショットを撮影!
Facebookで共有するとこんな感じにタイムラインに反映されます。
ちなみに完全に成長した私のアバターはこちら。靴下をはいたカップケーキという非常にシュールな絵面です。色のバリーエションもいろいろあり全て個人ごとに違うみたいですね。
そして最後に3Dプリンタ出力を発注できるようになっています。出力を担当するのは米NYに拠点を置く「Shapeways」。価格はアバターのサイズやどんな素材を選択するかによって変わってきますが、だいたい1つあたり日本円で2600~2700円といったところ。
私のアバターの場合、サンドストーンの素材でフルカラー出力すると(幅)5.676cm x (奥行)5.878cm x (高)5.62cmのサイズで28.86ドル(約2626円)でした。
完成品フィギュアにはグリーンの台座が付きます。
実際に出力するとこんな感じになるようです↓
う〜んかわいい!というかなんかザラザラした質感が砂糖菓子みたいで美味しそう!
ということで、ちょっと変わった自分だけのオリジナルフィギュアを作ってみたい人は是非試してみては如何でしょうか。