これまで「ナガサキ・アーカイブ」や「ヒロシマ・アーカイブ」を製作してきた首都大学東京 渡邉英徳研究室が、東日本大震災の被害状況を可視化するGoogle Earthマッシュアップコンテンツ「東日本大震災アーカイブ(被災地三次元フォトオーバレイ)」を公開した。
「東日本大震災アーカイブ」は、ニューヨーク・タイムズなどに掲載された100枚以上の被災地写真をGoogle Earth上にマッピングし、被災前/後の状況を比較することができるコンテンツ。全ての写真が地形と立体的に重層表示されており、仙台空港や福島第一原子力発電所などの被害状況を三次元的に把握することができる。またGoogleの画像アップデートにも対応しており、ラジオボタンで被災前後の空中写真に切り換えることもできる。また写真と共に被災者の体験談(動画)もマッピングされており視聴できるほか、HONDAとTOYOTAが提供する被災地の通行実績情報も他の地理情報と重層表示される。