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【レポート】神田外語学院のセカンドライフ授業にお邪魔しました

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5月13日、東京・神田にある語学専門学校の神田外語学院の授業にお邪魔してきた。同校は今年4月より全学規模でセカンドライフを語学学習ツールとして必修科目に導入している。その実際の授業を見学させて頂いた。

【レポート】神田外語学院のセカンドライフ授業にお邪魔しました
同学院では、セカンドライフ内に空港や飛行機内、ホテル、レストランなどのロールプレイング施設を2SIMにわたって建設。セカンドライフ内でロールプレイングをしたりアバターを通して外国人と会話することで英語を学ぶ新しいカリキュラムを製作した。セカンドライフを授業に活用している事例は既に国内外の各種学校にあるが、必修授業として導入されたのは日本ではこれが初めてだ。
【レポート】神田外語学院のセカンドライフ授業にお邪魔しました
この日お邪魔したクラスの人数は約20名ほど。しかしセカンドライフ授業は必修なので計800名以上もの生徒さんたちがセカンドライフにログインすることになる。同校ではセカンドライフ導入のためにわざわざPCを置く棚を設置したりと教室自体を改装したという。
【レポート】神田外語学院のセカンドライフ授業にお邪魔しました
この日の授業のシチュエーションは「空港」。売店でホットドックを買い、免税店で買い物をし、飛行機に乗り込み客室乗務員に話しかけるという一連の場面を学習する。ホットドッグ屋と免税店はHUDを使用しての選択問題、飛行機の中では海外からログインしているネイティブスピーカーと直接IMボイスチャットで会話するという内容だった。
【レポート】神田外語学院のセカンドライフ授業にお邪魔しました
最初はボイスチャットに緊張気味だった生徒さんたちも、いざ始まってみたらかなりスムーズに会話できている様子。あらかじめ学習していた内容以外のことを話しかけられてもちゃんと返せるほどだった。ちなみに客室乗務員役となったネイティブスピーカーたちは「スピーキング・コンパニオン」と呼ばれる、現在英会話講師になる勉強をしている人などから構成されるスタッフたち。生徒さんたちが飛行機に乗り込むまでログインしてその場で待っていたそうだ。
尚、同学院の生徒さんたちの多くは女性でPCがあまり得意ではなく、セカンドライフも知らない人がほとんどだったそうだが、この授業を通して多くの生徒さんたちがセカンドライフの楽しさに目覚めたという。授業の後に行ったアンケート調査によれば、それまでセカンドライフにログインしたことのある生徒さんは全体のうちたった4%しかいなかったにもかかわらず、全体的に「難しかった」という感想より「楽しかった」という意見が上回り、特にアバターのカスタムと空を飛ぶことに楽しさを見出した人が多かったとのこと。
また、本来の目的である「英語での会話」や「国際交流」をもっとやってみたいという意見も多かったそうで、ただの「学校の授業」だけでは終わらない”楽しい”インパクトを生徒さんたちに与えているようだ。
神田外語学院
http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/
同校の発表はこちら
http://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/news/report284.html

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