いろいろな仮想空間にログインしてみた

第22回「YoVille」

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今回は、先日ソーシャルネットワークゲームを提供するアメリカのZynga社に買収された仮想空間「YoVille」をとり上げたい。ちなみにこの特集初の2D仮想空間となる。今までずっと3Dのサービスばかりとり上げてきたが、今後は2Dのサービスもどんどん紹介していきたい。

この「YoVille」は「VIVATY」と同様、facebookのアプリケーションとして自分のプロフィールページに貼りつけて操作できる仮想空間。今年の5月に公開されたまだ新しいサービスだが、現在一日約15万人のアクティブユーザーがプレイしているという。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第22回「YoVille」
こちらはZynga社のトップページ。既にYoVilleのバナーが表示されており、クリックするとそのままfacebookに飛ぶ。
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アプリを貼り付けてしまえば、あとは特にアカウント入力の必要もなくいつでもワールド内にログインできる。ログインしてまずやることは、自分のアバターの名前を決めてカスタマイズすること。とはいえ、2Dのデフォルメされたアバターなので肌の色や目の色、髪型などを選択するぐらいであまり自由度は無い。
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ワールドにログインしてまず最初に降り立つのは自分の部屋。「YoVille」ではユーザーそれぞれに部屋が与えられるのだが、居間のほかにキッチンと寝室が付いた間取りになっているのが珍しい。
壁や床のテクスチャを張替えたり家具を変えたりしてカスタムもできるが、新しい家具を買うにはそのままのネーミングの仮想通貨「コイン」が必要になる。
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コインは、他のユーザーとミニゲームをしたり、「YoVille」に友達を招待したり、クレジットカードやPayPalで購入したり、工場に行って仕事を請け負ったりすれば手に入るのだが、一番手っ取り早い方法は「いらないアイテムを売る」こと。持ち物の中にあるアイテムでいらないものがあったらどんどん売ってしまおう。
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こちらが行動範囲のマップ。正直あまり広くはないのだが、服や家具、花、プレゼントが購入できるショップや、カフェ、レストラン、バー、ジムなどのコミュニケーションスペース、仕事がもらえる工場と”街”としての基本的な施設は揃っている。コインをスロットゲームで増やせるカジノもあるのだが、筆者がプレイしたところあまり当たるとは言えなかった。
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とりあえず部屋をデフォルトの状態からカスタムするため家具ショップへ行く。基本的に画面操作はチャット以外全てマウスクリックだけで行うことができ、普通にアバターを歩かせてショップへ向かうこともできるのだが、瞬時に移動したい場合はマップを開いてすぐに目的地にワープすることも可能。
ショップではカウンターの店員さんをクリックすることにより商品が表示され、購入できるようになっている。
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コインが足りなくなったら工場へ行って仕事を探してみよう。仕事の内容は、アプリをダウンロードしたりソーシャルゲームで遊んだりといった”facebook的”なものが多い。興味のあるものがあったら試してみるとよいだろう。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第22回「YoVille」
必要なアイテムを購入したら早速部屋に帰って模様替えをしてみよう。アイテムはドラッグ&ドロップで簡単に配置することができ、角度を変えるのもワンタッチで行える。やってみると分かるのだが、3部屋もあるので想像以上の量のアイテムが必要だ。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第22回「YoVille」
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また「YoVille」の特徴的な機能に「飲食できる」というのがある。その食べ物の種類ごとに体力や移動速度がUPしたりといった特色があり、ゲーム的な要素が楽しめる。ただ機能がUPするだけでなく、中には操作しにくくなるものもあり、例えばバーでアルコール度数の強いカクテルを飲みまくると・・・
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第22回「YoVille」
このように「酔っ払って」しまい、画面上の文字が読めなくなるくらい視界がぼやけてしまった。これには「あまり飲み過ぎないように」という若者に対する警告の意味もあるのかもしれない。
2Dのサービスだからたいしたことはないのでは・・・と思ってしまうが、やってみると意外と独特の”味”がありついつい時間が経つのを忘れてしまった。
仮想世界やオンラインゲームのユーザーを増やそうとする際、「アカウント登録が面倒」「いちいちソフトを立ち上げるのが面倒」「まとまったプレイ時間を確保できない」という問題に直面する。 しかしこの「YoVille」のようにfacebookアプリとして提供すれば、面倒な登録作業を省くことができるうえにソフトを立ち上げる必要もなく、「SNSをチェックしたついでにちょっとのぞいていくか」という”ついでプレイ”が可能になる。特に動作の軽い2D仮想空間は短い時間でも手軽にワールド内に入ってプレイすることができるだろう。
まだまだ仮想世界はネットユーザー全てに定着しているとは言い難いが、SNSは既に生活の一部と言ってもいいほど浸透している。SNSをソーシャルネットワーキングサービスだけでなく「プラットフォーム」として捉えれば、仮想世界の可能性もまた広がるのではないだろうか。
Zynga
http://www.zynga.com/
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