いろいろな仮想空間にログインしてみた

第2回 「ViZiMO」

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前回は初の国産メタバース「splume(スプリューム)」をとりあげたが、今回は
は株式会社マイクロビジョンが提供する「ViZiMO(ビジモ)」をとりあげてみたい。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
「ViZiMO」は、今年7月30日よりスタートしたユーザー自身が作成した3D仮想世界やゲームを通じてコミュニケーションを楽しむ会員制ソーシャルネットワーキングシステム(以下SNS)。
現在まだクローズβテスト期間中で会員からの招待がないと参加できないが、来月10月よりオープンβテストが開始される予定。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
SNSページには、日記やコミュニティ機能、友達登録や”足あと”などの基本的な機能が搭載されており、自分が製作した仮想空間を公開する機能もある。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
ユーザーはプロフィール画像に加えて「ViZiキャラ」と呼ばれるセカンドライフのアバターに当たるオリジナルのキャラクターを作ることができる。キャラクターは着せ替え可能となっており、さまざまな服やアクセサリー(一部有料)で個性を演出し3D仮想空間内を冒険することができる。
さて、この「ViZiMO」の最大の特徴は仮想世界を自分で作れること。ゲームを作るもよし、自分の家を作る「箱庭」的な遊びに興じるもよし。自分のアイデアでさまざまな世界を作り、SNSページで他のユーザーに公開することができる。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
製作には「ViZiKIT (ビジキット)」という仮想空間作成ツールを使用する。これを起動させると…
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
このようなウィンドウが開いた。まずは筆者は「作る」を選択してみた。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
するとさらにこのようなウィンドウが開いた。ViZiMOには予め仮想世界構築のためのさまざまなテンプレートが用意されている。もちろんそれらを使わず自分で一から構築することもできるが、3Dモデリングやプログラミングが分からないユーザーにとってこれらはとても便利だろう。
とりあえず筆者は「家と庭」のテンプレートの一つを選択してみた。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
家の基本テンプレート。これからさらにオブジェクトを移動・追加・削除したり、面積を広げたり、人の配置を変えたりと加工して自分の世界を作っていく。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
適当に動かしていたらメチャクチャになってしまった…。しかし少し操作してみて強く感じるのは、操作がとても簡単だということだ。しっかり構築された世界にするには少々時間がかかるかもしれないが、いきなり感覚を頼りに操作してみても結構遊べるシステムになっている。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
こちらはテンプレートを使用しないで作ったもの。テンプレートがなくても様々な素材パーツが用意されているので、ウィンドウから使いたいパーツを選びエディタにドラッグ&ドロップするだけで簡単に世界を作ることができる。
用意されたオブジェクトの中には立方体や球体などの単純な立体も用意されているが、自分でモデリングそのものを行うことはできない。なので基本的には「組み合わせ」で”ものづくり”をすることになるが、モデリングの自由度がない分作り方はシンプルになるので初心者にはとっつきやすいだろう。
筆者はふと、子供の頃に遊んだレゴブロックを思い出してしまった。単純なオブジェクトと基本パーツを組み合わせて世界を作る手法は、まさにブロック遊びに通じるものがある。
次に他のユーザーが製作したゲームで遊んでみた。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
まず最初に上記のような自分の「ロビー」が現れる。ここから自分の友人や所属しているコミュニティのメンバーが製作したゲームを探し、遊びに行く仕組みになっている。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第二回 「ViZiMO」
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アバターの基本動作は「ジャンプ」「物を持つ」「蹴る」「走る」など単純なもの。最初は操作方法が分からず右往左往したが慣れればなかなか面白く、ついついハマってしまう。

スクリプトが書けるシステムではないので複雑な動作をするゲームは作れないが、オブジェクトの使い方でいろいろな種類のゲームが作れるようだ。主なゲームの種類は「障害物レース」「格闘」「宝探し」「球技」「スピードレース」など。複数のユーザーと対戦し、ゲームをしながらチャットで会話をすることも可能。
さまざまなゲームを試しているうちに、なんだかファミコン時代の初期のゲームをオンラインでプレイしているような感覚になった。
自分の3Dアバターが存在し、自由に”ものづくり”ができるという点はセカンドライフにも共通している。しかしセカンドライフはあまりにも”ものづくり”の自由度が高く、そのわりにはインタフェースはそれほど使いやすいわけでもない。そして「なんでもあり」過ぎて選択肢が多い上にデータのアップロードにいちいちリンデンドルがかかる。実際には”ものづくり”に至るまでのハードルが高過ぎ、かなりの人が挫折しているのではないだろうか?
それに対しこの「ViZiMO」は操作が比較的簡単で構造も単純。複雑なものが作れず制限も多いが、その分3D仮想世界に慣れていないユーザーにはとっつきやすい。
「いきなりセカンドライフは難しい」と感じている人にはちょうど良いシステムなのではないだろうか?
現在はまだクローズドβテスト期間中で招待がなければ参加できないが、10月に予定されているオープンβテストに期待したい。
ViZiMO
http://vizimo.jp/
株式会社マイクロビジョン
http://www.microvision.co.jp/
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