The Wall Street Journalが伝えるところによれば、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社のパズルRPGアプリ「パズル&ドラゴンズ」とフィンランド・ヘルシンキに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのSupercellの農業シミュレーションゲーム「Hay Day」及びストラテジーゲーム「Clash of Clans」がクロスプロモーションを実施するという。
Supercellは2010年6月に元Digital Chocolateフィンランド支社のプレジデントだったIlkka Paananen氏が設立したソーシャルゲームディベロッパー。当初はPC向けソーシャルゲームを開発していたが失敗し、2011年よりスマートフォン向けソーシャルゲームにシフトしたところ業績が好転。現在同社は「Angry Birds」シリーズのRovio Entertainmentと並びフィンランドの代表的なモバイルゲームディベロッパーとされており、AppAnnieの最新データによると、ゲームパブリッシャーの月間売上ランキングでは「Hay Day」と「Clash of Clans」の2タイトルのみでガンホーを凌ぎトップにランクインしている。
クロスプロモーションは6月24日より始まるとのことで、内容は「Clash of Clans」内に「パズル&ドラゴンズ」のキャラクターが登場し、逆に「パズル&ドラゴンズ」内に「Clash of Clans」と「Hay Day」のキャラクターが登場するというもの。既に「パズル&ドラゴンズ」では同様のクロスコラボレーションが多数行われているが、海外の企業/タイトルとのコラボはこれが初めてとなる。なお、ガンホーからの日本語プレスリリースはまだ発表されていないので、日本国内で実施されるかはまだ未定。