「リュウグウノツカイと不思議な深海魚たち」は、美しい深海の世界で深海魚「リュウグウノツカイ」を育てるスマートフォン向けタップ&放置系育成ゲームです。開発したのは、なんんとあの奇ゲーの名作シリーズ「100万歳のババア」シリーズの作者であるyamabusさん。「100万歳のババア」の作風からは想像できないくらい美しく幻想的なタイトルです。
【やってみた】100万歳のババアが人型機動兵器に乗ってエイリアンを蹴散らすひっぱりアクションゲーム「ババアストライク」
このゲームの主な内容は、リュウグウノツカイを稚魚から成魚に育てて、その様子を見守るというもの。ただそれだけの実にシンプルな育成ゲームです。
放置ゲーではありますが、「死」という概念があるので放置のし過ぎには注意しましょう。定期的にエサをあげないとお腹の減り具合が0%になって餓死してしまいます。
画面右上の歯車アイコンをタップするとメニューが出てきます。まずはここでエサをあげてみましょう。
リュウグウノツカイはイカを食べるようです。まず最初に付与されている白いイカを食べさせます。
エサやりの最低頻度は3日に1回。リュウグウノツカイの育成データは画面左上に表示されるので、それをチェックしてお腹の減り具合や成長具合を把握します。忘れずにエサやりを続けるとどんどん体長が伸びて立派なリュウグウノツカイに育っていきます。
エサはイカを捕まえるミニゲームで獲得します。確かこれ、「100万歳のババア」シリーズでも似たようなのがありましたよね。
ミニゲームは、サンゴの林の中からランダムに飛び出してくるイカをタップするというもの。ただしイカ以外のものも”引っ掛け”で飛び出してくるので、的確にイカだけを判別して素早くタップしなければなりません。「イカ焼き」の引っ掛けは危ない!
こうして忘れずにエサをあげ続けてリュウグウノツカイの成長を観察していきます。画面をタップすることでもポイント獲得とリュウグウノツカイの成長スピードを速めることでき、クッキークリッカー的なインフレゲームの要素もあります。
ほんの少しずつではありますが、確実に長くなっていくリュウグウノツカイ。
ここで面白いのは、与えるイカの色によってリュウグウノツカイの体の色も変化するところです。白いイカを与えると体の色が白っぽくなり…
緑のイカを与えると緑に…
黄色いイカを与えると黄色に…
赤いイカを与えると赤に…
…とまあ、幻想的に色が変化していくのが本当に美しく、アートワークが秀逸な”雰囲気ゲー”として見応えがあります。繰り返しになりますが、「100万歳のババア」シリーズとのあまりの違いに、本当に同じ開発者さんの作品とはちょっと信じられないくらいです。
時間経過や画面タップで増えていくポイントを使って、リュウグウノツカイと一緒に泳がせることのできる海の生き物や、背景画像をアンロックすることができます。
実際増やしてみたところ↓
もう本当に幻想的で綺麗!他の海の生き物と背景画像を組み合わせてスクリーンショットをガンガン撮りまくりたくなってきて、こうなったら全ての生き物と背景のコンプリートを目指して最後までプレイしてやろうという気になってきます。
ただ一点だけ非常に残念なのは、見ての通り画面下に表示されるバナー広告をどうやっても外せないことです。他のアプリなら課金で広告OFFにする機能があるもんなんですけどね…。雰囲気が良い分、これだけがとても勿体なかったです。でも本当に雰囲気ゲーとしてクオリティの高いアプリなので、この作風が気に入ったら是非試してみて下さい。
東京ゲームショウ2018の期間中にうっかり放置してやってしまいました…