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【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展

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青森県と北海道が半島を拳代わりに殴り合い、バーコードハゲのおっさんの頭をスキャンして値段をつけ、ブラウン管テレビと液晶テレビが漫才をする…これらはすべて神奈川工科大学が東京ゲームショウに出展したタイトルの内容です。このとおり、数ある大学・専門学校の出展ブースの中でも同大学は毎回異彩を放っていることで知られ、今やメディアも無視できない存在となっています。一体どういう授業をすればこんなに個性的な作品が次々と生まれるのでしょうか?

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
今回同大学が出展したのは、頭の中に知らない間に住みついている見えないゴーストを新開発された「ゴーストクリーナー」で発見・吸引する「超爽快!!ゴーストクリーナー」と、合同企業説明会で入社希望者をたくさん集めるために社長がダンスで注目を集めようとする「リクルート☆FEVER」の2作品。いずれもアーケードスタイルのゲームとなっています。

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ゲームを開発するだけでなく、それを操作するコントローラーまで設計・開発するのも同大学の特長ですが、それは今回も同様。このゴーストバスターズ的な謎の装置が「ゴーストクリーナー」です。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
「ゴーストクリーナー」の具体的な操作方法は、片手でゴーストクリーナーの吸い口を直接頭に押し当てると、頭に住みついているゴーストがディスプレイに表示され、それをもう一方のコントローラーで照準を合わせて吸引するというもの。ただしゴーストクリーナーはバッテリー稼働式で、それが全部なくなる前になるべくたくさんのゴーストを捕まえなければなりません。

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こちらがゴーストクリーナーの吸い口ですが、既製品の改造ではなく、CADで一から設計してわざわざ3Dプリンタで出力した完全オリジナル品とのこと。この中にセンサーやスプリング、モーター等が内蔵されており、頭に押し付けるとそれを感知して振動します。開発した学生さんによれば、本作は「VRヘッドマウントディスプレイを使うことなく没入感を得る」ことがテーマで、より強い没入感を得るには「脳のある頭を刺激すればよい」という結論に至り開発が決まったとのこと。ちなみに振動にも強弱があり、頭の違う部分に押し付ける度に強い振動が加えられ、プレイを続けていると本当にゴーストが吸えているんじゃないかという感覚になってきます。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
こちらがゲームの画面で、もう片方のコントローラーのスティックを動かして捕獲位置を変え、頭に巣食っているいるゴーストを一網打尽にしています。もはや説明するまでもないと思いますが、もちろんこれは「頭皮チェック」のパロディですよね。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
ゴーストたちは宿主のオーラの色によって違う色の種類が集まってくる性質らしく、捕獲が終了するごとに捕まえたゴーストの傾向でプレイヤーのオーラを診断するコーナーが始まります。私の頭から捕獲できたゴーストは合計344匹で、そのほとんどが青。オーラ診断の結果は…

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
「あなたは…クールな雰囲気を放っています!落ちついていて、冷静に物事を捉えることのできる知的な人です。」とのこと。当たっているのでしょうか???しかしやけに本格的なコントローラーのせいでちょっと信じたくなってしまいます。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
もう一つの作品「リクルート☆FEVER」は、画面の上から降ってくるノーツに合わせて物理ボタン2つとターンテーブルを操作するリズムゲーム。ノーツには、ディスクをスクラッチする「ディスクノーツ」とボタンを押す「ボタンノーツ」の2種があり、いずれもノーツが所定の位置に来た時にタイミングよく操作するのがコツです。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
こう書くと巷によくある何の変哲もない音ゲーのように思われるかもしれませんが、特長はこのコントローラー。本物のレコードのターンテーブルがそのまま使われており、実際に”スクラッチ”することで操作します。それではゲームスタート!

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
いきなり合同企業説明会で踊り出す団巣株式会社社長の団巣踊郎。うまくコンボを決めると就活生がどんどん周りに集まってきて一緒に踊り始めます。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
さらにコンボを決め続けると入社希望者が増え続け、10人を突破したところで場内パレードが始まります。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
入社希望者が100人を突破すると、就活生の一人が社長にダンスバトルを挑んできます。

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
それに応える団巣社長!激しいバトルが繰り広げられます!

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
入社希望者が170人を突破する頃には合同企業説明会はクラブへと変貌!

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
入社希望者が250人を突破すると社長の衣装がド派手にチェンジ!

【TGS2018レポート】毎年異彩を放っている神奈川工科大、今年は”頭に住みつくゴースト”を吸い取り社長がダンスで人材獲得するアーケードゲームを出展
遂に入社希望者が300人を突破!参加者みんなが踊り出し、アゲアゲのダンスパーティへと突入します。

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こうして団巣株式会社は見事365人もの入社希望者をGETしたのでした!昨今の人材難などどこ吹く風です。

これらは一見バカバカしく「技術と知識の無駄遣い」(無論誉め言葉)のように思えますが、発想の奇想天外さとそれを実現する実行力は見事なものだし、特に「リクルート☆FEVER」のターンテーブル型コントローラーなんて筐体としてゲーセンに置かれていてもいいんじゃないかと思えるくらいの完成度でした。
なお、この東京ゲームショウの出展作品をきっかけにゲーム会社に開発者として就職した学生も過去にいるらしいので、もしかしたら近い将来ブラッシュアップされて製品として世に出る可能性だってあるかもしれません。

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