以前ご紹介したスタイリッシュなエンドレスランゲーム「Smash Hit」のディベロッパーであるスウェーデンのインディーゲームディベロッパーのMediocreがまたクールなタイトルをリリースしました。それはサイバーな雰囲気のアーケードピンボール「PinOut」です。
過去記事:
【やってみた】これがそのまんま動くの?! スタイリッシュ過ぎる一人称エンドレスランゲーム「Smash Hit」
相変わらず美しいグラフィック!さらにサウンドも80年代っぽいレトロな雰囲気ながらスタイリッシュで、イヤホンでBGMを聞きながらプレイするとトリップすること間違いなしです。ゲームの内容は、画面の左右をタップしてフリッパーを動かし、ボールを弾くことで無限に続くピンボール台の上をどこまでも進み、制限時間内で進んだ距離を競うというシンプルかつカジュアルなもの。
コースは左右二通りあり、どちらを進んでも前に進めるようになっています。
ただしどちらかに白い点が配置された「時間延長」コースがあり、この白い点を1つ取るごとに制限時間が1秒ずつ伸びていきます。より長くプレイしたいならこの時間延長コースは絶対に押さえておきたいところ。
とはいえ、どうしてもゲームオーバーになってしまいます。
ゲームオーバーになったらその都度それまでのスコアをスクリーンショットと共にTwitterなどのSNSに投稿することができます。
ここで360円課金すると、ゲームオーバーになった場所から引き続きリプレイすることができますが、課金しないとまた最初に戻って一からやり直しとなります。
しかしこのゲームは気合を入れてピンボールをガチでプレイするのではなく、進むごとに変化する美しい台とサイバーな雰囲気を鑑賞するカジュアル雰囲気ゲームです。とにかく発光するグラフィックと演出が素晴らしく、時間切れでゲームオーバーになってしまっても腹が立ちません。
最初のピンク色の台を走破(?)すると、時間延長コースが続いたのち…
今度はグリーンの台に移動しました。台自体はこの先もずっと続くのですが、一定距離を進むごとにガラっと雰囲気が変わるのがまた楽しいです。
なお、グリーンの台を中ほどまで進むと、画面上部に「フリップして」という表示が現れました。指示どおりフリップすると…
画面上部で突然レトロな8bit風アクションゲームが始まりました。これは車を左右に動かして対向車を避けるボーナスミニゲームで、避けた分だけ制限時間が増えていきます。
さらに進むと、2種類のパワーアップ機能からどちらかを選べるチェックポイントも登場します。
グリーンの台を走破してさらに進むと…
今度はオレンジの台になりました!やはり発光具合がキレイ!
最後になりましたが、グラフィックやサウンドだけでなく物理挙動も素晴らしく、ボールの重さやボールが台にぶつかったときの摩擦、仕掛けにぶつかったときの跳ね返り具合などがリアルで、本当に”質量”を持ったボールを操作しているような感覚が味わえます。 基本的にはダウンロード無料で無課金でも遊べますが、最初に240円を払えばコンテニュー機能が解放され、いつでも好きなビジュアルのピンボール台をプレイできるようになります。美しい台を全て見たい!という方は最初に課金してしまった方がストレスがないでしょう。