The Wall Street Journalが伝えるところによれば、スマートフォン向け写真加工・共有アプリ「Instagram」が今度1年以内に広告を導入することを検討しているという。
Instagramはスマートフォンで撮影した写真や動画に様々なフィルタをかけて簡単にアーティスティックな写真が作れるカメラアプリ。他のユーザーの写真や動画を評価したり、コメントを付けたりとコミュニケーションも楽しめるほか、外部のソーシャルメディアとの連携機能もあり、2012年9月6日にはFacebookに7億1500万ドルで買収された。
現在同サービスは1億5000万人以上のアクティブユーザーを有するほど成長しているが、これまでアプリ内課金や広告は一切なく、巨大なユーザーコミュニティを持ちながら利益を出していないアプリだった。しかしInstagramの親会社であるFacebookのモバイル部門ディレクターでInstagramのビジネスオペレーション担当のEmily White氏はマネタイズの道を探っているとのことで、今後1年以内を目処に広告展開を目指しているとのこと。具体的にどのような広告になるかはまだ明らかにされていないが、White氏はThe Wall Street Journalインタビューに「Instagramのクールな面を損なうことない広告手法を検討している」と答えている。
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