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gloops、グラニと元gloops従業員で現・グラニ代表取締役の谷直史氏を提訴

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gloops、グラニと元gloops従業員で現・グラニ代表取締役の谷直史氏を提訴

株式会社gloopsが、4月11日に株式会社グラニおよび元gloops従業員で現・グラニ代表取締役である谷直史氏らに対し、営業機密情報の漏洩を理由とする不正競争防止法違反、知的財産権侵害を理由とする著作権法違反に対する差止め及び損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したと発表した。

gloopsによれば、グラニが2013年1月25日より配信を開始したソーシャルゲーム「神獄のヴァルハラゲート」が、gloopsの看板タイトルの一つである「大連携!!オーディンバトル」と「大戦乱!!三国志バトル」のゲームシステムを無断で使用して作成されたもので、画像・演出等に関し、gloopsの知的財産権を侵害するものと捉え過去の侵害に対する責任を追及すると共に、将来の侵害の停止を目的として提訴するに至ったという。また、今後さらなる不法行為が認められた場合にも新たに提訴を行う可能性があるとしている。訴訟の内容は以下のとおり。

(1) 営業機密情報の不正持出及び不正使用等の不正競争防止法違反に基づくゲーム送信の差止めと損害賠償請求
(2) 秘密保持義務等の契約違反に基づく損害賠償請求
(3) 画面及びプログラムの著作権侵害に基づくゲーム送信の差止めと損害賠償請求
(4) 引抜行為等の不法行為に基づく損害賠償請求

グラニは今年4月に「神獄のヴァルハラゲート」にて株式会社gumiの新作ソーシャルゲーム「ドラゴンジェネシス」が同タイトルの知的財産権を侵害しているとして警告を行っており、これに対しgumiは「当該主張は事実無根」との反論のプレスリリースを発表。今回のgloopsの提訴により事態は3つ巴の争いとなっている。

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