米MIT Media Lab所属の工業デザイナーのMarkus Kayser氏が太陽光で動くエコロジーな3Dプリンタ「Solar Sinter」を開発した。
Kayser氏は資源エネルギーが限られた世界に於いて砂と太陽光だけはほぼ無限にあることに着目し、それらを上手く活用した3Dプリンタの製作を思い立ったという。「Solar Sinter」はレンズで太陽光を一点に集めるとその部分が高温になる仕組みを利用した3Dプリンタで、巨大レンズで集めた太陽光の熱で砂のガラス質を段階的に溶かし立体を造型する。なお、動力源ももちろん太陽光なので砂漠に持って行けばいくらでも作品制作できるという。