いろいろな仮想空間にログインしてみた

第17回「Twinity」

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今回は、アメリカのサービスでもなくアジア圏のサービスでもない、ヨーロッパはドイツ・ベルリン発の3D仮想世界「Twinity」を紹介したいと思う。とは言ってもこのTwinity、まだ正式なサービスは開始されておらず現在クローズドβテスト中。しかし機能は現時点でもかなり充実しており、先行している3D仮想世界にはない独自の機能もある。全体のほんの一部ではあるがそれらを見ていこう。

【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第17回「Twinity」
Twinityはドイツ・ベルリンに拠点を置く仮想世界開発企業・Metaversum社が運営しているサービス。しかし公式サイトもTwinity自体も英語版が用意されているので言語の心配はない。現在は事前登録した人にのみ段階的にアカウントを発行しているクローズド状態なので登録後すぐにプレイすることはできないが、とりあえず事前登録はしておこう。小まめにメールで情報も送ってくれる。

登録するとまずWEB上に自分専用のプロフィール画面を持つことができる。これはTwinity内からも閲覧することが可能。

Twinityに初めて入ってみた状態。操作には主に画面下に表示されているウィンドウ内のアイコンを使用する。結構分かりやすいレイアウトで、左からマップ機能、メール送受信、友達リスト、チャット、プロフィール、アニメーションとなっている。残念ながらチャットに日本語フォントを使用することはできなかった。
それにしてもデフォルトアバターはお世辞にも美しいとはいえない……


…ということで早速カスタム開始。しかし設定項目は多いのだが操作性に独特のクセがありかなりやりづらい。そして何をどうやっても男らしい顔になってしまう(女性アバターなのに…)。これがゲルマン民族のセンスだろうか?

因みにTwinityには写真や画像をアップロードしてそれを元にアバターを作る機能が実装されている。自分の顔写真を撮影してそれをそのまま使用することも可能なようだ。

アバターの形状をカスタムしたら、次は洋服を着替える。デフォルトのTシャツとジーンズの下には上記のようなTwinityのロゴ入りの部屋着のようなものを着ていたが、当然カッコ悪いのでもっと良い服に交換する。持ち物のフォルダの中はまだ何もないので有料の服飾アイテムを買うことになるが、スタートの時点で仮想通貨「globals」が10,000globalsもあるので買い物には困らない(アイテムの値段は数十~数百globals)。

なんとか見られる状態になった。尚、洋服のコーディネイトは「default」「Basics」「Business」「Party」とスタイルごとに分けて保存しておくことができる。お気に入りのコーディネイトにすぐ着替えられるのでこれは便利な機能だ。

アバターが完成した後、現在地点を少し歩き回って操作を試してみる。基本的な操作はセカンドライフなどの主な仮想世界とさほど変わらず、基本的には矢印キーとマウスを使用してアバターを操作するようになっている。オブジェクトの上でマウスを右クリックすると情報を見ることができ、椅子などのオブジェクトに座ったりできる。
尚、TwinityはWEBページをインワールドに呼び出して閲覧することも可能。それもセカンドライフのようにWEBページの「絵」を写すだけではなく、ちゃんとクリックして操作することもできる。上記の画像はYouTubeのトップページを見て動画を再生しているところ。動画もスムーズに再生できた。

しかしTwinity内でYouTube動画を視聴している動画をYouTubeにアップするというのはなかなか不思議な感覚…

操作方法を覚えたら他の場所へ移動してみよう。初めてTwinityにログインすると、まず「Welcome Area」という少し広めのアパート風の場所に降り立つ。Twinityはmeet-meのように実際に存在する地名がワールド内に当てられるのだがこちらは全世界規模。「Welcome Area」はドイツのベルリンに存在しているらしい。ここを出て他の場所へ移動するには、地名でMAPを検索してテレポートするか、評価の高い人気スポットから選ぶかして目当ての場所を探す。

またTwinityでは誰でも自分専用の場所を持つことができるようになっているので、まず自分の部屋を作るのも良いだろう。部屋には好きな名前をつけられ、所在地や部屋のタイプも選ぶことができる。筆者は「日本・東京」に店舗タイプの部屋を作ってみた。



できたばかりの部屋へ早速移動してみる。店舗タイプを選んだせいか部屋数はやたらと多いのだが水周りの設備が一切ない。また、「日本・東京」に存在するはずなのだが窓の外の景色はどう見てもヨーロッパ風だ。尚、Twinityのアバターは初期の頃は空を飛ぶことができたが現在は不可能。


部屋には好きな家具・調度品を置くことができるが、壁紙や床もカスタムすることができる。販売されているテクスチャを買って貼り替えてもよいがオリジナルの画像データをアップロードして使用することも可能。セカンドライフのようにアップロード代などはかからないようだ。
このほか、本当に自分や周囲の様子が反転して映し出される「鏡」や先のWEBページを呼び出せる「額」を買って飾ったりと、工夫次第で他の仮想世界にはない様々な機能を組み合わせて楽しむことができる。
また、Twinityでは定期的にユーザー参加型のイベントを開催し、運営側とユーザーの交流の場を設けている。時差の都合で日本国内からはなかなか参加することができないが、機会があったら是非参加してみたいところだ。
Twinity
http://www.twinity.com/en
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