週末から月曜日のハロウィン本番と仮装してお出かけする予定のある方も多いと思います。しかし「友達に誘われて急に仮装パーティに行かなければならなくなった」「いきなりゾンビの格好をしてパレードに参加しろと言われた」etc...なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時は
とりあえずボロい服を着て血まみれになっとけ
いらなくなった服を適当に切り裂いて血糊を吐く…これなら低予算かつスピーディに派手な印象の仮装になります。「まだ死にたての新鮮なゾンビなんだ!」と言い張ればOK!ところが問題なのが「血糊」。
メイク用の血糊なら舞台用のメイクアップ用品やパーティーグッズを扱っているお店で販売されています。しかし正直なところそれは人体に安全とは言えません。というのも、店舗で一定期間展示販売するものなので必ず「保存料」が含まれているからです。もちろん不味いし。あと量に対して価格が非常に割高です。
そこで、製作費数百円という超低予算で人体に安全な血糊を自分で作ってみましょう!
用意するものはこちら
・シロップ
・食紅(赤・緑)
これだけ。写真ではやたらとデカいボトルのコーンシロップですが、 ハニーシロップやメイプルシロップなど「シロップ」であれば何でもOKです。今なら100円ショップや99ショップでもシロップ類は売っているのでそれで十分。ほんの少しだけでいいならカフェに行ったついでにガムシロップを貰ってきてもいいでしょう。食紅はスーパーなどで売っている普通のものです。
作り方の手順は…
シロップに食紅をダマにならないよう注意して混ぜる。それだけ!なお、食紅はほんの少量でもビックリするくらい色が付くので要注意。また肌や服も染めてしまうので汚れてもいい格好で作業しましょう。
「血だったら赤だけでいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、緑の食紅は”隠し味”的な効果が得られます。緑だけシロップに混ぜると当然思いっきり緑色なのですが…
赤と緑を1:1の割合で混ぜると、どういうわけか赤黒い茶色になります。
この「緑」を混ぜる割合を少しずつ変えると、様々な色合いの血糊を自分で好きなように作ることができます。ちなみに私は動脈血をイメージした赤が鮮やかな血糊、静脈血をイメージした暗い色合いの血糊、腐敗が進んだゾンビ用の完全に茶色の血糊の3種類を常に用意しています。
この血糊は手軽に作れますがシロップに色を付けたものなので口に含んだらゲロ甘です。なので甘いのが苦手な人には向いていません。また乾くとベトベトになるのが欠点です。なので全身血まみれになりたい場合は、衣服や体は別のものを使い(絵の具で塗装したりドーランでメイクしたりとか)、口から吐く時はこのシロップ血糊を使う…なんて使い分けるといいかもしれませんね。
コンセプチュアル特殊メイク 2 ダークファンタジー&ゾンビメイク入門