株式会社ジョリーグッドが、指導スタッフが自宅にいる受講者らのVRヘッドマウントディスプレイ(HMD)を操作して一斉オンラインVR授業を実施できる「多接続リモートVR教育システム」を開発した。
「リモートVR授業サービス」は、外出が難しく自宅で過ごしている受講者とオンライン会議システムをつなぎながら、リアルな当事者目線の360度VR体験学習を提供することができるシステム。指導スタッフは、自宅にいる複数の受講者に対し、zoomやGoogle Meetなどのオンライン会議システムをつなぎながら、受講者のVRゴーグルを一斉にコントロールすることができる。また注視してほしいポイントをタブレットに描画すれば、受講者のVR空間にリアルタイムに表示されるアノテーション機能などにより、VR空間でも直感的でスムーズな授業の進行を可能にする。
ジョリーグッドは第一弾として、就労移行支援施設、放課後等デイサービス向けに提供している発達障害支援施設向けソーシャルスキルトレーニングVRプログラム「emou」（エモウ）にて、同システムによる「リモートVR授業サービス」の実証を開始する。これに伴い、同社で、リモートVR授業の導入を希望する発達障害支援施設や、導入支援を検討する自治体を募集する。問い合わせはこちらから。