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ホロラボとインフォマティクス、MReality技術の普及を目指し業務提携

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ホロラボとインフォマティクス、MReality技術の普及を目指し業務提携

株式会社ホロラボが、株式会社インフォマティクスとMR技術を利用したソリューション展開を目指して業務提携を行った。

ホロラボは、HoloLensに代表されるMR技術に関する研究開発および関連アプリ・システム開発を、設計・製造、建設、医療など幅広い分野に向けて実施しており、他社との共同開発や業務提携も積極的に行っている。また、2017年11月にはMicrosoft Mixed Reality Partner Program認定を取得した。
インフォマティクスは、建築・設計向けCAD/CGシステムや地理情報システムのシステムインテグレーターとしての30年以上の実績を活かし、建築・土木等の現場においてニーズの高い墨出し、出来形確認、点検調査作業をHoloLensにより視覚的に支援するパッケージシステム「GyroEye Holo」(ジャイロアイホロ)の開発・販売を行っており、実際の建設工事現場における実証実験を積極的に実施している。インフォマティクスもまた、2018年1月にMixed Reality Partner Program認定を取得している。
一方で、ホロラボでも「AR CAD CLOUD」の名称でHoloLens/MR技術を活かした設計・製造向けCADデータ活用システムの開発を実施しており、特に建設業界でのニーズの高まりから「AR CAD CLOUD for BIM」として、巨大なBIMデータのクラウド変換機能とHoloLens等のMRデバイスでの利活用に向けて開発を進めている。
インフォマティクスとホロラボは、土木・建設・建築業界へのMR本格普及を目指し、企業の垣根を超えた協業を実現する。具体的には、ホロラボはHoloLensリモートツールをインフォマティクスにライセンス提供し、インフォマティクスがGyroEye Holoに同機能を組み込むことにより、HoloLensとPC間での遠隔コミュニケーションを実現。これにより、HoloLensを装着した現場作業員に、インターネット経由で作業事務所から的確な指示出しが可能となる。
両社はHoloLensとPC間の遠隔コミュニケーションについて、東急建設の都内某建設現場において、Wi-Fi環境を使ってインターネット越しに映像転送および通話ができることの有効性を実証実験を通じて確認しているという。

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