インディーゲームパブリッシャーのPLAYISMと台湾のインディーゲームスタジオの赤燭遊戲（Red Candle Games）が、60年代台湾の「戒厳期」の高校を舞台としたPC向けホラーアドベンチャーゲーム「返校（Detention）」の日本語版を10月27日に配信する。配信プラットフォームはPLAYISMとSteamにて、既にSteamで同タイトルを購入しているるユーザーはアップデートで日本語版が追加され、今回PLAYISMで購入したユーザーには、DRMフリーのゲーム本体とSteamキーが付与される。価格は1180円。
「返校（Detention）」は、台湾の山奥にある翠華高等学校に通う生徒が、台風警報が出ている最中に閉じ込められてしまった校内からの脱出を試みるホラーゲーム。校内を探索しているうちに、徐々に学校が暗闇に包まれ魑魅魍魎がうろつく不気味な場所に変貌していることが明らかになり、プレイヤーは幽霊に捕まらないように校内の探索を進め、学校に隠された過去と真実をも解き明かしていく。
同タイトルは、台湾近代史の「戒厳期」と道教文化をテーマとした独特の作風や政治的で重厚なストーリーなどが世界各国のインディゲーム系アワードで高く評価され、先日も東京ゲームショウ2017のインディゲームコーナーにプレイアブル出展された。
【TGS2017】ゲームという”比喩”のもと60年代台湾の「戒厳期」を描いたホラーアドベンチャー「返校（Detention）」
なお、先行してPC版が展開されているが、今後PlayStation 4版とニンテンドースイッチ版のリリースも予定しているとのこと。
Steamの配信ページはこちら
http://store.steampowered.com/app/555220/Detention/
PLAYISMの配信ページはこちら
http://playism.jp/game/490/detention