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キヤノン、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMRシステムのヘッドマウントディスプレイ「MREAL Display MD-10」を発売

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キヤノン、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMRシステムのヘッドマウントディスプレイ「MREAL Display MD-10」を発売

キヤノン株式会社が、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMR(複合現実)システム「MREAL」(エムリアル)の新製品として、広画角・高精細を実現したヘッドマウントディスプレイ「MREAL Display MD-10」を5月25日より発売する。 希望小売価格(税別)は900万円。

キヤノン、現実映像とCGをリアルタイムに融合するMRシステムのヘッドマウントディスプレイ「MREAL Display MD-10」を発売

MRとは「Mixed Reality」の略で、仮想空間と現実空間とをリアルタイムに融合する映像情報処理技術のこと。3Dデータを実寸大且つ自由視点で確認することが可能で、キヤノンのMRシステム「MREAL」は自動車メーカーをはじめとする製造業での設計・製造部門などで業務支援ツールとして活用され高い評価を得ている。
「MREAL Display MD-10」は、従来機種のヘッドマウントディスプレイとハンドヘルドディスプレイの上位機種で、広画角・高精細を実現し、自動車本体のような大きな立体物のデザインの確認から、細かい部品を用いた作業の確認まで、幅広い用途で検証することができる。画角は水平方向で約60°、垂直方向で約40°を実現しており、ディスプレイ上に映し出す面積は従来機種の約2倍に拡大。また、解像度も現実映像で約1700×1060、CG部分で1920×1200と、従来機種に比べ大幅に向上している。さらに別売りのソフトウェアを使用することにより、組み立てやメンテナンスの検証時にCG映像の中に自分の手を映し出し、作業性や操作性を確認することもできる。

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