LINE株式会社が、同社の機軸事業であるLINE事業に関する業績を開示した。
同社が業績データを発表するのは今回が初となる。それによれば、第1四半期(1~3月)の売上額は58億2000万円で前四半期と比較して92%の増加となったという。主な売上にはゲーム課金(売上構成比:約50%)、スタンプ課金(同:約30%)、公式アカウント・スポンサードスタンプ等が含まれており、地域別売上では日本が約80%を占めているとのこと。
LINEの登録ユーザー数は、 日本、タイ、台湾、スペイン、インドネシアを中心に増加しており、4月末に世界で1億5000万人を突破した。現在、スタンプ191種とゲームアプリ24種を提供しており、日本、タイ、台湾で92の公式アカウントを開設するなど順調に成長を拡大している。同社では今後、アジア地域、スペイン・南米地域でのマーケティングを強化するとともに、LINEマンガ、 LINE占い以外にも、ショッピングや音楽など様々なコンテンツ及び幅広いジャンルのゲームを提供し、定期的にLINE事業に関する業績開示を行っていくとしている。