人気画像加工&SNSアプリ「Instagram」の利用規約変更に伴うゴタゴタをきっかけに「何か別のカメラアプリないかな?」と探している方もいるのではないでしょうか?尤もInstagramの規約はユーザーの猛反発によりサービス開始以来の内容に差し戻されることになりましたが。しかしInstagramの人気以降、「写真をスクエアにトリミングしていい感じにフィルタを重ねる」アプリが大量にリリースされています。そんな中で個人的にオススメしたいのがこのiOS向けカメラアプリ「Horror Cam」です。
これは何かと言いますと、その名が表す通りどんな写真もホラーテイストに加工できるカメラアプリです。フィルタ(このアプリでは「EFFECTS」)をかけたりフレームを付けたりするだけで「どっかで見たホラー映画っぽい」写真が作れてしまいます。Instagramと違いフィルタとフレームが別になっているのが便利です。
試しにホラーでもなんでもない家の畑で採れたミニトマトの写真で実験してみます。まずはスクウェアにトリミング。
次にフィルタをかけます。写真の下にフィルタの名称が表示されますが手描き風のイラストがいい味出してますね。また1つのフィルタの中にもタップするごとに3タイプが収録されていて組み合わせを検討できるようになっています。ちなみにこれは「GRIND HOUSE」という傷ついて劣化したフィルムのような質感のフィルタです。
これは「SERIAL KILLER」というフィルタ。写真がモノクロの新聞印刷のような質感になり、さらに血飛沫と英文が重ねられコラージュのようになります。
これは「STITCHES」というフィルター。縫い目が重ねられます。
これは「SHATTERED」。割れたガラスが重ねられます。
これは「SPECTRE」。写真をレトロな感じのモノクロにした上にさらにぐんにゃ〜り歪ませることができます。
これは「ATTIC」。全体的にアンティークな質感になります。とりあえず私はこれを使うことにしました。
そして次に写真の周囲を装飾するフレームを選びます。
これは「PEEPING TOM」というフレーム。鍵穴から覗いている感じの演出ができますね。小さいモチーフもこれを使えば雰囲気が出るかも。
これは写真の周囲…というより全体を装飾する「FENCED」というフレーム。蜘蛛が付いているのが良いアクセントになっていますね。
これは装飾のある額縁を模した「DECADENCE」というフレーム。ホラーテイストの写真作り以外でも使えそうです。
これはその名の通りGothテイストのフレーム「GOTHIC」。
これもその名の通りバロック調のフレーム「BARROQUE」。このようにホラー以外のモチーフにも使える装飾性の高いフレームがあり結構汎用性が高いです。ゴス系、フェティッシュ系の人にもオススメ!
なお、私のトマトの写真には「TRANSFER」というフレームを使ってみました。
最終的にこのような写真になりました。
そして作った画像をTwitterとFacebook、さらにInstagramに投稿できます。ただし加工した写真は自動的に端末のライブラリには保存されず、ここで「Add to Library」を選択しないと保存されないシステムになっているので注意!
あと「STORE」で他の種類のフィルタやフレーム、スタンプを買って追加することもできます。ジャンル(?)ごとにセットになっていて一律85円のアドオン課金になっています。
このように顔写真に重ねゾンビになって遊べるフィルタもあり。組み合わせと工夫によっていろいろ遊べます。
他のカメラアプリにはないテイストを求めている方はきっと楽しめると思いますので是非お試し下さい。