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首都大学東京渡邉英徳研究室、「文化庁メディア芸術祭」と「サイバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年展」にてGoogle Earthとセカンドライフを活用した作品を展示

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首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコースの渡邉英徳研究室が、「文化庁メディア芸術祭」と「イバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年展」の2つのイベントにGoogle Earthとセカンドライフを活用したネットワークプロジェクトを出展している。仮想世界を使用した新たなアート作品を鑑賞してみよう。


「文化庁メディア芸術祭」は2月3日~14日まで国立新美術館にて開催され、「サイバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年展」は2月2日~3月22日まで東京都現代美術館にて開催中。同研究所では、この2イベントにGoogle Earthを使用した「ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト」と「世界のメディアアートフェスティバル on Google Earth」、セカンドライフを使用した「アルスエレクトロニカ・アーカイブ in Second Life」の3点のプロジェクトを出展している。「ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト」は海面上昇が話題になっている南洋の島国「ツバル」に生きる人々のポートレートや風景写真を「Google Earth」上で可視化するプロジェクトで、今年度の文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出された。「世界のメディアアートフェスティバル on Google Earth」は世界中のメディア芸術関連のイベントをGoogle Earth上にマッピングし、臨場感を持って閲覧できるようにしたもの。写真共有サービス「Flickr」とも連携しており、世界中の人々がインターネット上にアップロードしたイベント写真をリアルタイムに収集し衛星画像と重ね合わせて閲覧できる。会場現地では超高解像度4Kモニターを使用して大迫力の展示を行っているという。また「アルスエレクトロニカ・アーカイブ in Second Life」は、オーストリアのリンツで開催される「アルスエレクトロニカ」における歴代の日本人受賞作家に関する情報をセカンドライフ内で閲覧できるようにしたもの。WebカメラやTwitterとの連携機能も実装されている。
尚、同研究室では展示だけでなく2月10日の14:00~14:45に文化庁メディア芸術祭会場内のプレゼンテーションスペースにて45分間のプレゼンテーションも実施するとのこと。
ツバル・ビジュアライゼーション・プロジェクト
http://tv.mapping.jp/
世界のメディアアートフェスティバル on Google Earth
http://mapping.jp/jmf/gmap.html
アルスエレクトロニカ・アーカイブ in Second Life
ttp://labo.wtnv.jp/2010/01/blog-post_27.html
文化庁メディア芸術祭
http://plaza.bunka.go.jp/festival/
サイバーアーツジャパン-アルスエレクトロニカの30年展
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/112/
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