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「ティーンエイジャーだって不況が心配」 Sulakeが調査結果を発表

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若者向け2D仮想空間「Habbo Hotel」や携帯向け仮想空間「Bobba」、フィンランド国内最大のSNS「IRC-Galleria」を運営するフィンランドのSulake社が、Habbo Hotelの10代のユーザーに対し行った「不況」に関する意識調査の結果を発表した。それによれば10代の約73%が世界同時不況について「心配」だと答えたという。


調査は、現在Habboを展開している全31ヵ国の12~17歳のユーザー約61,000人を対象に行われた。
まず、「不況」が心配かどうかの質問で「心配」と答えたのは全体の約73%で、国別ではポルトガル語を話すユーザー(主にブラジルとポルトガル)が89%と最も高く、次いでシンガポール(88%)、スペイン語を話すユーザー(主にスペインと南米諸国)(86%)、アメリカ(84%)と続いた。
また「就職」についての質問では、全体の59%が「今よりもっと就職が難しくなるだろう」と回答。国別ではスペイン語を話すユーザーが80%と最も高く、次いでポルトガル語を話すユーザー(78%)、シンガポール(77%)と続いた。
関連して「進学して勉強を続けるべきか」という将来についての質問では、全体の45%が「勉強を続けたい」と回答(うち76%は現役学生)。最も進学希望者が多かったのはブラジルとイタリア、スペイン、ポルトガルの4国で(60%)、逆に進学希望者が最も少なかったのはフィンランド(19%)、オランダ(24%)、スウェーデン(25%)の3国。但しこのこの3国は基本的に学校の授業料が無料で入試も無いという教育制度のため、勉強したければいつでもできるという環境が数字に反映されているだろう。
「身近に失業者がいるか」という質問では全体の50%が「いる」と回答。最も高かったのはアメリカの69%で、最も低かったのはノルウェーの33%だった。但しノルウェーは社会保障が充実しており2008年度の失業率が3%未満だったという国内の状況が数字に反映されていると思われる。
続いて不況が家庭に与える影響についての質問では、全体の52%が不況の影響で「家族のお金の使い方が変わった」ことに気付いており、さらに36%が「毎週の買い物の習慣が変わった」と 回答。それと関連してか51%のユーザーがお小遣いを減らされており、そのうち41%が意識的に「節約」を心がけるようになったと回答。国別で最も”節約家”が多かったのがスペイン(66%)で、逆に少なかったのはスウェーデン(19%)だった。
そして、具体的にどんなところで節約しているかという質問では「(現実の)服とアクセサリーを買うのを控えている」が23%と最も高く、次いで「ゲーム」(19%)、「お菓子と飲み物」(16%)、「映画」(15%)、「オンラインエンターテイメント」(13%)、「音楽(ライブ・CD・iTunesなど)」(9%)と続いた。
最後に、「この世界同時不況はいつまで続くか」という質問では、「あと1~2年」と回答したユーザーが44%と最も多く、次いで「3~5年」が27%、「5年以上」と「1年以内」が15%と続いた。しかし全体の39%が「経済情勢について誰とも話をしていない」とも回答しており、不況を心配しつつも敢えて話題にしていない10代の若者の日常が伺える。
Sulake社のユーザー&マーケット動向部門のディレクター・Emmi Kuusikko氏は「”若者は自分にしか興味が無い”という大人たちの固定観念とはうらはらに、彼らは大人が考えているよりもずっと経済や政治、社会情勢に興味を持っている」とコメントしている。
Habbo Hotel(英語版)
http://www.habbo.com/
Sulake
http://www.sulake.com/
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