パンダのアバターを操り、カジュアルゲームをしたりチャットをしながらスペイン語まで勉強できるドイツの子供向け仮想世界「panfu」が、サービス開始以来100万ユーザーを突破したと発表した。
「panfu」は、ベルリンに拠点を置くYoung Internet GmbHが運営する6~12歳までの子供を対象とした仮想世界サービス。基本利用は無料で、ユーザーは色とりどりのパンダのアバターを操作し、他のユーザーとチャットをして友人を作ったりカジュアルゲームで遊んだりできる。尚、有料アカウントの「Gold Package」になるとペットを飼ったりアバター用の服を購入したり、自分のツリーハウスをカスタマイズしたりといった”特権”が与えられる。
同サービスの大きな特徴は、ただ仮想世界に住むだけではなく「スペイン語」が学べるということ。ユーザーはワールド内に存在する新聞や図書館でスペイン語に触れることができ、サービス内に無理なく学習法が取り入れられているので楽しみながらスペイン語を学ぶことができる。同サービスは2007年12月にドイツ国内でのサービスを開始し、2008年2月にはスペイン、フランス、オランダにサービス地域を拡大、先日4月14日にはアメリカ、イギリス、ポーランドにも拡大した。