秋田県の地方紙である秋田魁新報の報道によれば、同県大館市教育委員会が、子供のインターネット・ゲーム利用を規制する条例案を制作しているという。依存症に繋がるゲーム機などの使用を1日60分以内とする「ネット・ゲーム依存症対策条例案」の素案まとめ、今年6月に定例会に提案予定。
制定の趣旨は「インターネットやゲーム機の過剰な利用が、子どもの学力や体力の低下、昼夜逆転による不登校、睡眠障害などの精神面でのトラブルを引き起こすと識者らが指摘していること」を掲げたもので、依存症の児童生徒や家族への支援、市、学校、保護者が連携し、社会全体で対策に取り組む―などを基本理念としているとのこと。
18歳未満の子供のインターネット・ゲームの利用時間を制限する条例については、1月に香川県議会が案を公開しており、その背景も含めて大きな議論を呼んでいる。