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凸版印刷、横須賀の近代化遺産群をVRで再現

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凸版印刷株式会社が、横須賀の歴史遺産群の魅力を伝えるVRコンテンツを制作し、同社の体験型VR観光アプリ「ストリートミュージアム」(iOS/Android)にて公開した。

凸版印刷、横須賀の近代化遺産群をVRで再現

横須賀市は、江戸時代末期から明治時代にかけて活用された砲台などの日本の近代化遺産などが多数存在しており、市内を周遊することで横須賀の魅力・歴史を感じてもらう「ルートミュージアム」構想を2018年より推進している。今回凸版印刷では、日本初の近代的な工場であり、現在は通常非公開のドライドックの全貌を捉えた横須賀製鉄所(造船所)の姿をVRで再現した。また、今後も継続してペリー来航時の情景や砲台跡をVRで制作していく予定。
コンテンツ概要は以下のとおり。

凸版印刷、横須賀の近代化遺産群をVRで再現

1.横須賀製鉄所(造船所)
1853年、横須賀市の浦賀に来航したペリーに開国を迫られた江戸幕府は、海軍力の強化に迫られ1865年より、横須賀製鉄所(造船所)の建設を開始しました。フランス人の技師、レオンス・ヴェルニーを招き、製鉄・造船の施設に加え、学校や教会が造られました。横須賀製鉄所(造船所)のドックは日本で初めて造られたドライドック(水を抜いた船渠)で、現在は米海軍横須賀基地として今でも現役で活躍しています。
今回、横須賀製鉄所(造船所)とドライドックの建設当時の姿をVRで再現。ドックの内部や、空から見た姿に加え、旧海軍初の国産軍艦「清輝」がドックへ入渠する映像もVR内に収載し、スケール感あふれる歴史散策を実現します。
・公開日:2019年4月26日

2.久里浜・浦賀港へのペリー来航
日本へ開国を要求すべく、アメリカよりペリー提督率いる黒船が浦賀沖に来航。巨大な黒船に圧倒された幕府はこれを受入れ、ペリー一行は久里浜へ上陸しました。人々を驚かせた黒船と、久里浜の歴史的瞬間をVRで再現。日本が近代国家へと大きく変貌を遂げた激動の舞台を、VRとまち歩きで体験します。
また、幕末期に諸外国の脅威から日本を守るため走水と千代ヶ崎に設けられた台場には、明治時代に砲台が建設されました。当時の最新技術が活かされた砲台や大砲をVRで再現。現地で東京湾防衛の歴史を体感できます。
・公開日:2020年3月(予定)

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