SOOTH株式会社が、日本航空株式会社(以下JAL)が発表したバーチャルツアー体験コンテンツ「JAL xR Traveler」の開発制作を担当した。
JALは「Try on trips」のコンセプトのもと、旅との新しい出会い方・選び方の提案を目指して最新テクノロジーを活用する取り組みを行っており、バーチャルツアー体験「JAL xR Traveler」はその第一弾コンテンツの一つ。
SOOTHは、視覚や聴覚に加え、嗅覚(現地の匂いを再現)、触覚(送風装置や歩行器を活用)などを刺激して、より没入感のある体験を実現するxRコンテンツ「JAL xR Traveler」、および体験者の脳波反応をリアルタイムで可視化するアプリ「JAL Neuro Chart」を開発。また、筑波大学システム情報系岩田洋夫教授のアドバイスを受けながら開発したxR歩行装置VR Private Tourに、今回のテーマである「ハワイ」の多角度映像ストーリーを複数インストール。視覚と聴覚のみでなく嗅覚、触覚、前庭感覚を刺激するコンテンツに仕上げたという。バーチャル体験では、ハワイをよく知るナビゲーターがとっておきの場所や過ごし方を紹介。体験者はナビゲーターに誘われ、現地の空気感とともにバーチャルな旅を楽しむことができる。また、「JAL Neuro Chart」で体験者の脳波を測定し、それぞれのストーリー・スタイルに対してどのように気持ちが動いたかを測定・可視化。ハワイ体験を無意識領域でどう感じたのか、体験者本人も気づかない相性を確かめることができる。
「JAL xR Traveler」は、2019年に国内で行われる各イベントへの出展を予定しており、JALでは4月中旬に具体的なスケジュールを公開する予定。