株式会社島精機製作所(SHIMA SEIKI)が、同社が開発・提供するニットウェアビューワーアプリ「VR-knit.com」(iOS/Android)の大型アップデートを実施し、新たにAR機能などを追加した。
「VR-knit.com」は、SHIMA SEIKIのオリジナルニットウェアをVR空間上で3DCGモデルで閲覧できるアプリ。各アイテムは360°回転することが可能で、さらにモバイルVRゴーグルを使用することでニットウェア着用シーンをより立体的に見ることができる。
掲載されているニットウェアは、全てSHIMA SEIKIの3Dデザインシステム〈SDS-ONE APEX3〉を使って企画、デザイン、シミュレーションによるバーチャル化が行われており、特にAPEX3でのシミュレーションは、専用の産業用ニットマシン(コンピュータ横編機)で実際に編み上げるためのプログラミングデータの基となっている。
今回追加されたAR機能は、端末のカメラを通して現実の風景の上に、SHIMA SEIKIオリジナルニットウェアを着用したバーチャルモデルを立たせることができるというもの。ユーザーはニットウェアの着用シーンを想定して様々な場所でシミュレーションでき、さらにモデルの回転、照明の強さや方向の調整、スクリーンショットを使ったバーチャルモデルとの記念撮影も可能となっている。
加えて、ビューワー機能では、SHIMA SEIKIオリジナルニットウェアの超リアルなニット生地を拡大して閲覧できるようになった。