フィンランド・タンペレ市が、10月8日~12日までの5日間、街ぐるみでTechビジネスやスタートアップをフィーチャーする祭典「Tampere Smart City Week」を開催する。
タンペレ市はフィンランドの内陸南部の都市で、19世紀末に川の落差を利用した水力発電を始めたことにより工業化・近代化を成し遂げたかつての工業都市として知られている。製造業が下火になった80年代以降は街の主産業をITに切り替え、現在市内にはゲーム開発やXR(VR/AR/MR)、ロボティクス、ガジェット開発、ICT、バイオテクノロジー、オープンデータ、自動運転など様々なTech系企業・団体が存在する。
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「Tampere Smart City Week」は、産官学が連携して市内のTechビジネスとスタートアップを盛り上げるフェスティバルで、今回のテーマは「コラボレーション(Collaboration)」「協力(Cooperation)」「共創(Co-Creation)」の「3つのC」とのこと。期間中は子供向けから投資家向けまで様々なカンファレンスやワークショップ、ネットワーキングなど複数のイベントが開催される。なお、カンファレンスは基本的に英語で行われるが、一部は英語/フィンランド語の同時通訳やフィンランド語のみのものもあり。公式Facebookページにて現時点で決定しているイベントスケジュールが公開されている。