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Telexistence、遠隔存在技術・VR・通信・クラウド・ハプティクスを活用したロボットの量産型プロトタイプを開発

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Telexistence、遠隔存在技術・VR・通信・クラウド・ハプティクスを活用したロボットの量産型プロトタイプを開発

Telexistence株式会社(以下TX Inc.)が、テレイグジスタンス(遠隔存在)技術・VR・通信・クラウド・ハプティクスを活用した空間を超える遠隔操作技術を用いたロボット「MODEL H」の量産型プロトタイプを開発した。

Telexistence、遠隔存在技術・VR・通信・クラウド・ハプティクスを活用したロボットの量産型プロトタイプを開発

「MODEL H」は、VRヘッドマウントディスプレイ(HTC Vive)とデータグローブを使って操作できるロボット。コックピット側(操作側)は、可搬型ケースに制御コンピューター、赤外線3D位置測定、VRや触覚機器を内蔵しており、大幅なコンパクト化と触覚提示デバイスのモジュール化およびUI/UXの向上が行われている。一方ロボット側は、インターネットを使用した低遅延な視聴覚/触覚の伝送、量産を想定した機構設計の確立、製品化を想定したロボットの外装デザインの確立、ホイールによる移動機能により遠隔地を動き回る体験を実現している。
同社では、テレイグジスタンス技術を活用したロボットの遠隔操作体験を一般人も体験できるイベントを、小笠原返還50周年記念事業の一環として、東京都小笠原諸島における観光資源のロボット旅行体験「TELEXISTENCE TRAVEL」として戦略投資家であるKDDI、および東急不動産株式会社、鹿島建設株式会社、一般社団法人CiP協議会と共同で今夏頃に実施する予定だという。

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