やってみた コラム

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」

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Angry Birds Evolution」は、Rovioの看板タイトルである人気ゲームアプリ「Angry Birds」シリーズの最新作で、映画「The Angry Birds Movie」(邦題:アングリーバード)の世界観とデザインに準拠したひっぱりアクションRPGです。このタイトルのためにデザインされた100種類以上もの新しい鳥キャラクターが登場するのが特徴で、彼らはそれぞれ異なる名前や性格、職業、スキルを持っており、それらを駆使して敵の豚たちとバトルを繰り広げます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
見たことのない鳥ばかり。奥にいるのは「デッドプール」のパロディ?

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
最初にアプリを起動するとプロローグのアニメが始まります。映画「アングリーバード」に登場したバードアイランドの町を思わせる場所に豚軍団が登場!いつものように卵を奪っていきます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
しかしここから従来シリーズとは異なります。普通なら真っ先に出てくる主人公のレッドがなぜかいないのです。っていうか誰だお前?

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
バトルの方法は、豚やオブジェクトを狙って鳥をひっぱって放つというもの。フル3Dで斜め視点の見おろし型になっていますが、ひっぱりアクション自体は従来シリーズと変わりません。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
こちらが基本的なステージで、鳥チームは手前、豚チームはその向こうに配置されています。フィールド上には豚以外にも様々なギミックやオブジェクトが配置されており、ただ豚を狙うだけでなく、これらを上手く利用してなるべく少ない手数で楽に勝つ方法を考える戦術的要素もあります。

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ゲームはステージクリア型で、様々なタイプのステージを順番にクリアしていくことでバードアイランドを巡っていきます。またゲームにはストーリーもあり、バトルを重ねることで徐々にシナリオが展開していきます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
鳥はレベルアップさせていくごとにパワーアップしていき、チーム全体のパワーの合計が豚チームより多くなると当然バトルは有利に進むようになります。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
このステージでは、まずバリケードの外にいる豚を狙って、その跳ね返りでバリケードを壊しつつその向こうにいる豚を狙います。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
やった!狙い通りに勝てました!

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
勝つと最後の一匹を倒した瞬間が記念写真のように切り取られますが、実はこれはスクリーンショットではありません。よ~く見ると右下に「360」の文字が…そう!実はこれ、360度パノラマ画像で、これを自分のFacebookのタイムラインに投稿できるようになっているのです。

こんな感じ↓

スクリーンショットを外部のSNSに投稿できる機能を持つゲームはこれまでにもたくさんありましたが、「360度パノラマ画像」を自動生成するゲームはもしかしてこれが初めてかも?もちろんグリグリ動かして360度見回すことができ、ゲームでは決して見ることのできない「豚の視点から見たフィールド」を見ることもできます。まさにフル3Dだからこそ実装できる機能です。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
あとご褒美もGETできます。宝箱からはランダムにゲーム内通貨やアイテムが、卵からは新しい鳥が出てきます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
こちらはマイページの役割を果たすバードアイランドの町。キャラクターの強化・進化、クラン、キャラクター図鑑などの機能がそれぞれの建物に割り当てられています。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
卵型の建物はランダムに鳥が出てくる孵卵室で、日本の感覚だとガチャ的な施設です。無料で孵せる卵と課金で孵せる卵があり、当然課金の方からはレアで強い鳥が出てきます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
チームに編成できるキャラクターは最初は少ないですが、レベルアップしていくごとにその枠も開放されていきます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
先程卵から出てきた星3つの赤い鳥を早速セットしてみます。星の少ない(レアではない)鳥をコツコツ育成するよりは、レアなのをサクっと使った方が楽に勝てるようです。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
「紹介を見る」をタップすると、その鳥の職業やら性格やらの細かいバックグラウンドを見ることができます。そういえばAngry Birdsの個々のキャラクターの設定をゲーム内で掘り下げるって今までなかったですよね?

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
チームが2匹になったので戦いやすくなりました。大きな豚でもいける!豚は横や後ろなど真正面ではない角度からの攻撃に弱いので、なるべく少ない手数で大ダメージを与えられるよう角度を検討しましょう。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
鳥がメラメラと燃え出すと必殺技を繰り出せるようになった合図です。赤い鳥は一撃必殺、黄色い鳥は超速、黒い鳥は爆発と、レッド以下いつものお馴染みのメンバーの必殺技を色ごとに継承しているので、どこで誰を使って必殺技を生かすかを考えるのもバトル勝利の鍵となります。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
バトルに勝利して新しい鳥をGET!レアではない鳥や既に持っている鳥が出たら、ちょっとかわいそうですが売って換金するか別の鳥の強化素材にしてしまいましょう。

…と、ここまで読んで勘の良い方はもうお気づきでしょう。ぶっちゃけこれモンストですよね?キャラを引っ張って敵にぶつけて攻撃するスタイルやキャラにレア度が設定されていてガチャがあるとか(しかも卵から出てくる)、モンストそっくりではないにせよ日本で定番になっている「キャラを集めて育成する系」のRPGそのものです。気になって調べたところ、モバイルゲーム系ニュースサイト「Pocketgamer.biz」のインタビュー記事に「『スリングショットブレイブズ』(※コロプラが2014年4月にリリースしたスマホ向けひっぱりアクションRPG)みたいな東洋のRPGからインスピレーションを得た」と書かれていました。まさかAngry Birdsシリーズが日本のモバイルゲームに影響される日が来ようとは…

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
ステージをクリアしてストーリーを進めていると、時折アニメーションが差し込まれます。それによれば、マイティイーグルには若い頃仲間がいましたが、現在はバラバラになっているとのこと。ここから豚と戦うだけでなく彼の仲間を探すミッションも始まります。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
マイティイーグルの若いころの仲間「ペッカー大佐」を発見!ただしすぐについてきてはくれず、指定のミッションをクリアしないと先に進めません。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
一度クリアしたステージは二度とプレイできませんが、その代わりクリア済みのエリアを再度探索して様々な鳥をGETするために豚と戦う「スカウト」機能があります。一回にスカウトできるのは3回までで、それ以上探す場合は動画広告を見るか、アイテムを使うか、課金するかします。でも一定時間待てばまたスカウトできるようになるんですけどね。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
「スカウト」ステージの構造はプレイするごとに異なるので”覚えゲー”になることはありません。コインをたくさん持っている「どろぼうピッグ」が出てくることもあり、彼を3回以内の攻撃で倒すとより多くのゲーム内通貨をGETできます。

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
ステージを進むだけでなく、他のプレイヤーと対戦する「アリーナ」も用意されています。対戦は通常のステージとは異なり、手前に自チーム、その向こうに相手チーム、真ん中に豚チームが配置されており、鳥を放って豚をできるだけ相手チームのフィールドに「押し出す」ことで勝利を狙います。豚は押し出された場所から自分がいるフィールドのチームを攻撃。早く体力ゲージが0になった方が負けとなります。ちょっとおはじきのルールに似ているかも?

【やってみた】モンストっぽいAngry BirdsシリーズのひっぱりアクションRPG「Angry Birds Evolution」
勝つとトロフィーがもらえ、その数によってランキングが変動し、リーグの上位になるとご褒美がもらえます。またトロフィーの数によって所属リーグのランクも上がっていきます。ここら辺はSupercellの「クラクラ」や「クラロワ」とだいたい同じですね。後発のスタジオのタイトルからも学ぶとはRovio恐るべし…

最初こそ「これまんまモンストじゃねえか!」という印象が強かったですが、フル3Dだし、ギミックが凝っていて演出も派手だし、360度パノラマ画像生成のような独自機能もあるしでただ真似しているのではなく、既に人気を得ているゲームそれぞれが持つ良いところを上手く取り入れてアレンジしているバランスの良いゲームだと感じました。レベル15くらいになると一通りの機能が開放されて存分に遊べるようになります。現在は期間限定イベントも開催されており、レッドをはじめとするいつものキャラクターを無課金で入手できるチャンスもあります。

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