日本ビーテーエー株式会社が、VRヘッドマウントディスプレイ対応のフライトシミュレーター「VR-Chair Proシリーズ」を2017年7月に発売する。製品ラインナップには、VRの体感を追求した「Feel」と、実機の操縦感覚を追求した「Real」の2種があり、現在東京ビッグサイトにて開催中の「第3回 先端コンテンツテクノロジー展」にも出展されている。
「Feel」は360度全方向のリアルな映像を見ながら航空機の操縦体験ができるフライトシミュレーター。最大6自由度の動きが可能で、ゲーム感覚で気軽にフライトシミュレーターを楽しめる。主に空港やミュージアムといったアミューズメント向けとして開発されたという。
「Real」は同社のフライトシミュレーター(FS-Chair)をVR対応型に進化させたもの。操縦桿の操作によるソフト上の機体の姿勢データを駆動部へ送り、2軸モーションを制御するシステムを採用し、更に動作の追従性を向上させることでVRヘッドマウントディスプレイに広がるリアルな映像と相まってより実機に近い操縦体験ができる。VRの映像の他にオプションの視界モニターを取り付けることにより、操縦者以外の周りの人もコックピットからの迫力ある映像を楽しむことが可能。こちらはアミューズメント向けだけでなく、学校など教育機関への導入にも適しているとのこと。それぞれの製品概要は以下のとおり。
<VR-Chair Feel>
発売日 : 2017年7月
本体標準価格(税抜き): 350万円
サイズ : 幅725mm×奥行き1,320mm×高さ1,420mm
URL : http://www.fs-device.com/fsd_vrc.html
<VR-Chair Real>
発売日 : 2017年7月
本体標準価格(税抜き): 420万円
サイズ : 幅1,250mm×奥行き1,400mm×高さ1,300mm
URL : http://www.fs-device.com/fsd_vrc.html