Kudan株式会社が、業務コンサルティングとシステム導入を手掛ける株式会社FCSと業務提携契約を締結した。今後両社は、企業が利用する基幹業務システム(製造業の生産管理システム等)において、ARおよびCV技術(コンピュータがカメラなどを通じて取得した画像/映像を解析し視覚処理する技術)の活用について協議検討を行うとのこと。
KudanはARエンジンの開発・提供を行っている企業で、同社の「Kudan Engine」はマーカーレス、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping:画像やセンサ情報等から自己位置の推定と環境地図の作成を同時に行う技術)を実装し、即時に画像認識・周囲の環境を追加して認識する拡張認識にも対応するなど独自のAR技術を有している。
今回の業務提携契約により、KudanとFCSは、AR/CV技術を基幹業務システム分野に応用することで、作業効率性と革新性を兼ね備えたサービスを企画・開発し、新たなマーケットの発掘を目指すとしている。