合同会社アバトラが、江戸の町をVRで再現するクラウドファンディングプロジェクト「江戸の町VR化プロジェクト」をCampfireにて開始した。実施期間は5月10日(火)〜6月24日(金)までで目標金額は500万円。プロジェクトページはこちら。
このプロジェクトは、世界史の中でも稀に見る繁栄を誇った江戸の町をVR空間に構築し、VRヘッドマウントディスプレイにて体験できるようにする取り組み。江戸時代の町並みを再現するにあたって、当時の文献を元にした徹底した時代考証を行うため、 監修には歴史研究家の中村宣夫氏を招聘。建物の大きさや距離といった緻密なデータの集積にはじまり、当時の生活を検証した結果から まれる、忠実なオープンワールドを構想しているという。目標金額は500万円に設定されているが、加えてストレッチゴールも採用されており、目標金額達成後も支援金額に応じて製作する江戸の町の範囲を広げていくとしている。金額と範囲は以下のとおり。
1、目標金額500万円:日本橋を中心とした町人の町
2、ストレッチゴール1,000万円:丸の内界隈に広がっていた大名屋敷群
3、ストレッチゴール1,500万円:浅草、蔵前、吉原の歓楽街
4、ストレッチゴール2,000万円:江戸の中心である江戸城