米フォーチュン誌のWeb版など各種海外メディアが報じるところによれば、スマートフォン向け写真共有&メッセージングアプリ「Snapchat」が自分の1コママンガが作れるスマートフォン向けアバターサービス「Bitstrips」を現金・株式合わせて1億ドル(約113億円)で買収するという。
Snapchatは画像や動画を添付して他ユーザーとコミュニケーションすることに特化したスマートフォン向けメッセージングアプリ。送信者がメッセージの閲覧可能時間を設定でき、閲覧後は受信者の端末からも企業のサーバーからも完全に削除されるのが特徴で、その手軽さが若者を中心に支持されている。
「Bitsstrips」は、顔のパーツを組み合わせて自分のアバターを作り、マンガのシーンを選択したり吹き出しにテキストを入力することで1コママンガを作成できるサービス。自分の友達もBitstripsを使っている場合は友達のアバターをマンガの中に出演させることができ、作ったマンガをFacebookやTwitterで共有することもできる。2014年10月からは自分のアバターをもとにスタンプを作成できる新サービス「Bitmoji」も提供している。