株式会社CyberZが、全国のスマートフォンゲームユーザーの男女3000名を対象に実施したスマートフォンでの動画視聴動向調査の結果の後編を公開した。（前編はこちら）
この調査はスマートフォンにおける動画視聴頻度や視聴する動画ジャンル、動画視聴後のアクションや課金行動などについて前編・後編に分けて発表するもの。
前編では、スマートフォンゲームユーザーの男女3000名において、スマートフォンで無料動画を視聴しているユーザーが約8割（2475名）を占め、そのうち約2割（476名）がゲーム動画の視聴経験があることが分かった。ゲーム動画視聴ユーザーが普段見ている動画の内容については、「ユーザーがアップしたゲームプレイ動画」との回答が70.0％と最も高い結果となり、次いで「ゲーム紹介動画」が44.3％と続いた。利用OS別では、Androidユーザーは「ゲームプレイ動画」が76.4％と全体よりも高い傾向にあった。
ゲーム動画視聴ユーザー（476名）のうち「スマホゲーム」に関する動画の視聴経験があるユーザーは過半数（261名）で、彼らに「スマホゲーム」に関する動画を視聴するタイミングについて質問したところ、「ゲームをインストールする前」が57.1％と最も高い結果となり、「ゲームをインストールした後」の26.1％を大幅に上回った。これにより、スマホゲーム動画をインストール前の情報源として利用するユーザーが多い傾向が確認できた。
「スマホゲーム」に関する動画の視聴経験があるユーザーのうち、「スマホゲーム」に関する動画を視聴した後の行動を聞いたところ、「Yahoo!やGoogleなどのポータルサイトで検索」が52.1％と最も高い結果となり、次いで「アプリマーケット内で検索した」(42.9％)と「無料のゲームアプリをインストールした」(41.4％)が続いた。
またスマートフォン端末で「スマホゲーム」に関する動画の視聴経験がある、もしくは視聴意向のあるユーザーの最も関心の高いゲームジャンルは「パズルRPG」（63.4％）と「アクションRPG」38.2％という結果になった。
最後にスマホゲーム動画視聴ユーザーによく視聴する動画の内容別に適切な再生時間を聞いたところ、「ゲーム紹介番組動画」と「プレイ動画」が平均18分以上と比較的長い時間視聴している傾向が確認できた。
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