株式会社CyberZが、全国のスマートフォン向けゲームのユーザー男女3000名を対象にスマートフォンでの動画視聴動向調査を実施しその結果(前編)を発表した。
この調査は、スマートフォンにおける動画視聴頻度や視聴する動画ジャンル、さらに動画視聴後のアクションや課金行動などについて調査したもの。なおこの調査における「動画」は、動画サイトやアプリマーケットなどにおいて無料視聴できる動画全般を示し、「ゲーム」はスマートフォンゲーム及び家庭用ゲーム機のソフトなど含めたゲーム全般を示している。
まず無料動画の視聴頻度についての質問では、「週1回~複数回」と回答したユーザーが40.7%と最も高い結果となった。また、全体のうちスマートフォン端末で視聴しているユーザーが約8割(2,475名)を占め、そのうちゲーム動画の視聴経験があるユーザーに関しては、「1日1回~複数回」が49.8%と視聴頻度が高い傾向にあった。利用OS別では、iPhoneユーザーは「1日に複数回」が13.4%となり、Androidユーザーの9.7%をやや上回った。
ゲーム動画の視聴目的についての質問では、「ゲームについて詳しく知るため」が66.6%と最も高く、次いで「他のユーザーがどのようにプレイしているか気になったため」51.3%、「攻略方法を調べるため」47.1%となった。一方、スマホゲームに課金をしたことがあるユーザーに関しては、全体と比較して「攻略方法を調べるため」と「ゲームのクオリティを事前に確認するため」がやや高い傾向となった。
ユーザーの課金経験についての調査では、課金経験のあるユーザーは36.1%となったが、ゲーム動画の視聴経験があるユーザーに関しては、課金経験者の割合が57.4%となり全体の傾向を大きく上回った。さらに「1週間以内に課金をした」割合も15.8%と全体の傾向と比較して高い結果となった。
そしてゲーム動画視聴経験があるユーザーのうち、スマートフォンゲームに関する動画を視聴した経験のあるユーザーは過半数を占め、そのうち、動画を視聴した直後に対象ゲームをアプリマーケットでインストールしたことがあるユーザーは、59.8%という結果となった。
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