米Facebookが、VR(仮想現実)ヘッドマウントディスプレイを開発するOculus VRを20億ドルで買収すると発表した。
Oculus VRは米カリフォルニアに拠点を置くスタートアップ。2012年にクラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」にてヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」の開発資金を募集し、見事約2万5000ドルを調達してリリースにこぎ着けた。現在はゲーム開発者向けにサイト上にて7500セットの「Oculus Rift」開発キットの注文を受け付けている。
取引は2014第2四半期中に完了する予定で、買収完了後もOculus VRはFacebookとは独立して引き続き「Oculus Rift」の開発を続けていく。なお、Facebook CEOのMark Zuckerberg氏のコメントによれば、今後Facebookは「Oculus Rift」をゲームだけでなく様々な場面や用途にも活用し、モバイルに次ぐソーシャルプラットフォームにしていくという。