Tech系メディアのTechCrunchなど複数の海外メディアが伝えるところによれば、中国最大のオンラインコミュニティサービスを展開するTencentが、同社が提供するスマートフォン向けメッセージングアプリ「WeChat(中国名:Weixin[微信])」にて独自のスマートフォン向けゲームプラットフォーム「WeChat Game」をテストしているという。
WeChatは無料音声通話やメッセージ送受信、チャット、スタンプなどが利用できる中国発のスマートフォン向けメッセージングアプリで、現在中国国内を中心に約4億ユーザーを有している。
「WeChat Game」は、LINEやKakao Talkと同様にユーザー同士でゲームのスコアを競ったりアイテムを贈り合ったりできるゲームプラットフォームで、まだ中国国内でテストしている段階で他国のユーザーは利用することはできないが、既に10タイトルの提供が決まっているという。またゲーム内課金も行えるようになっており、Tencentの決済サービスである「Tenpay」とWeChatの課金システム「Payment」が導入されるとのこと。