宇宙系のニュースサイトSpace.comが伝えるところによれば、2014年8月に国際宇宙ステーションに向けて貨物と共に3Dプリンタが打ち上げられる予定だという。打ち上げはアメリカの宇宙輸送企業のSpaceXが担当し、3Dプリンタの製作はNASAマーシャル宇宙飛行センターと提携しているMade In Spaceが担当する。
Made In Spaceは無重力の環境でも問題無く3Dデータを出力できる3Dプリンタの開発を行うスタートアップで、国際宇宙ステーションではこれを使用し施設に必要な部品の生産を行う。NASAの試算によれば、この手法が上手くいけば国際宇宙ステーションの運営に必要な部品の30%が”現地”で自作できるようになり、大幅なコスト削減になるとのこと。