Tech系メディアTechCrunchが伝えるところによれば、音声認識技術を提供する米Nuanceが、企業のWebサイト向けに、サイト訪問者をサポートする”ナビ・アバター”を提供しているVirtuOzを買収したという。
Nuanceは音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ」の開発やiPhoneの音声認識認識インターフェース「Siri」への技術提供を行っている企業。一方VirtuOzは、通販サイトや企業のサイト上で、サービスの説明をしたりサポートに関する質問に自動的に答え、サイト訪問者をナビゲートするチャットアバターを開発・提供している企業。アバターは各企業ごとにカスタムも可能で、サイト上で訪問者がどのように行動したかステータスデータも取得できる。今回の買収により、今後Nuanceは音声認識技術とアバターを組み合わせたサービスを提供していく模様。