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会場は鉄道の高架下---オランダのアーティストが落書きをARマーカーにした展覧会を開催

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オランダの写真家Karel Staa氏とARアーティストのSander Veenhof氏が、オランダ・フレヴォラント州レリスタットの鉄道の高架下にてスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「Junaio」を使用したAR展覧会を開催した。

この展覧会は、高架下の柱や壁に描かれた落書きをARマーカーに設定し、それらにJunaioを起動したスマートフォンやタブレットをかざすと画面上にStaa氏の作品が表示されるというもの。ただし誰かが落書きを消したり上から別の落書きを描いたりするとARマーカーが壊れてしまうことになるので、それに設定された作品は二度と見ることができなくなってしまう。Staa氏とVeenhof氏は都市とグラフィティ(落書き)アートとの共存について議論するきっかけを提示するためにこれを開催したとのこと。入場料は無料で”会場”の構造上誰でもどこからでも入場可。実際、会期中に落書きが増えたために見られなくなった作品もいくつかあったという。

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