フランス・パリに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのKobojoが、同社の看板タイトルである町作りソーシャルゲーム「PyramidVille」の名称を「PyramidValley」に変更すると発表した。米大手ソーシャルゲームディベロッパーZyngaとの訴訟によるものだという。
Kobojoは昨年にFacebookにて古代エジプト時代を舞台に自分好みの町が作れる育成ソーシャルゲーム「PyramidVille」をリリースした。しかし今年5月、Zyngaは同タイトルの中に含まれている「Ville」というフレーズが同社のソーシャルゲームの商標権を故意に侵害していると主張し、損害賠償とタイトルの使用差止を求め訴えを起こした。しかしその後、KobojoがZyngaに対し和解金を支払うことで和解が成立。和解金の金額や詳細な条件などは秘密保持契約のもと明かされていないが友好的に解決できたという。なお、 Kobojoではこの名称変更と同時にiOSアプリ版をリリースし、ユーザーがレベル18以上になると古代ギリシャで新しい都市が作れる新機能も追加した。