アメリカのティーンエイジャー向けの3D仮想空間「There」が、3月9日の23:59(太平洋標準時間)を以てサービスを終了すると発表した。
Thereは2003年よりサービスを行ってきた老舗3D仮想空間サービス。早期よりユーザー自身がアイテムを製作・販売できるシステムを実装し、毎年各種コンテストやマシネマフェスティバルも開催されユーザーコミュニティも活発で、且つ企業・団体とのコラボレーション事例も多かった。しかしThere CEOのMichael Wilson氏によれば「ユーザー数は現在も増加傾向にあるが収益は減少し続けていた」とのことで、これ以上サービスを維持するのが困難という判断からサービス終了が決定したという。
既に新規ユーザー登録及び課金ユーザーへのアップグレードは停止されており、今後既存ユーザーの仮想通貨「Therebucks」の払い戻しに応じていくとのこと。
プレスリリースはこちら
http://www.prod.there.com/info/announcement